あらすじ
日本のアニメと漫画に感動し、北欧スウェーデンからやってきたスウェーデン人漫画家オーサ。日本に来て9年目だけど、不思議に思う習慣はまだまだたくさん。
本書では日本での食事、日本語、おつきあい、お金の使い方について、各専門の先生に作法や成り立ちを学びます。
日本でキャラ弁はどうして生まれたの? 「ちゃん」「くん」「さん」「さま」の由来は? 建前と本音の見分け方は? なぜ日本人は現金をそんなに大切に扱うの?
などなど、私たち日本人も知らなかった日本独自の文化についてどんどん掘り下げていきます。
ちょっとオタクなスウェーデン人漫画家が描く、日本への愛にあふれた驚き&なるほどコミックエッセイ!
電子版特典として、東京ウォーカー連載時フルカラーイラストを巻末に収録
プロローグ
第1章 オーサと学ぶ日本食/おしぼりの使い方/お箸の持ち方/季節の食材と盛り付け/日本料理とモチーフ/箸おきの不思議ほか
第2章 オーサと学ぶ日本語/「ちゃん」「くん」「さん」「さま」の由来/敬語の失敗/日本語の発音/カタカナの壁ほか
第3章 オーサと学ぶ礼儀作法/建前と本音の見分け方/LINEやメールを返すタイミング/訪問の作法/手土産のルールほか
第4章 オーサと学ぶお金の習慣/日本ではなぜそんなに現金を使うの?/お金を裸で渡すのは失礼?/ご祝儀袋の種類ほか
エピローグ
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Posted by ブクログ
外国人のオーサさんが日本を学ぶ本。
今までは外国人からみた日本の特徴や他国との違いだったけど、マナーや日本語の使い方や日本の曖昧な表現の対応の仕方などを学ぶ本で日本人でも知らない事が学べる本。
以下個人的に印象的だった事柄
・おしぼりは手を清めて神様、他の生命に敬意を払うものなので手以外を拭くのはNG
・割り箸にも種類と格式がある
・懐石(お茶会の際出される)と会席料理の違い
・敬称は難しい。例外ありすぎ。
・日本語に同音異義語が多いのは日本語の音が少ないから?あと短い言葉を好むから?
・日本人は言語的には太平洋の人達の子孫(縄文系)と言われているがDNA的には大陸系(弥生)の影響が強く、文法は大陸の影響が強いと言われている
・供という漢字は差別的な意味もある
・スウェーデンで敬語は70年くらい前になくなった
・本当にLINEグループの退会ってどうやるの?w
・目上の人にどうしても(お見舞い等)現金を贈りたいときはお菓子の箱の上にお金包みを置いて渡す