あらすじ
聖印伝説のために王太子ハーラルトと「運命の恋人」認定されてしまった侯爵令嬢のリリー。彼と深い愛の絆で結ばれていると言われ大混乱するものの、聖印のやっかいな副作用のせいで窮地に追い込まれて逃げるのもままならない。その上ハーラルトは何故か昔からリリーを知っているようで……「私は貴女との約束を守るつもりでいるんだよ」と意味深に優しく微笑まれ心乱れてしまう。しかし、リリーには聖印にまつわる人に言えない秘密があって!?
※サイン版との重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
思っていたのと良い意味で違った
てっきり、全く好きでもない男性からひたすら追い回され、必死で逃げまくる女の子の話しかと思っていたら、そんなものではなかった。
お互いに想い合っていながら諦めなくてはいけないと、自分を律することのできるリリーが立派!
ほのぼの
ヒーローが最初から最後までヒロインのこと大好きでグイグイ迫るお話。
とくに悪者もいないので、紆余曲折はあるけど無事ラブラブなお話。
ヒーローがグイグイ迫るけど、最後までピュアに終わります。
まぁまぁですかね
とにかくオリヴァーにイライラする…あんな嫌味な側近いるのかな?
ヒロインがグズグズしてなかったらサッサと終わった話なんだよね?これ…
隣国のアスランとエレオノーラの話のその後をいれてほしかったかな。
苦痛と忍耐に共感するドM向け。
椎名さんのイラストが好きなのでほぼ表紙買い(文体確認に試読は済)しましたが、ホントに表紙綺麗ねで終わりました。
カテゴリーがTLとなってますが少女ラノベジャンルです。
恋愛の苦痛ばかりが主軸で、キュンやほのぼのとは無縁の全編我慢大会で、癒し要素は皆無でした。
恋愛感情そのものを終始否定するヒロインなので、自分を追い詰めて苦行する様を楽しみたい人向けだと思います。
全員が何かしらひたすら我慢するだけで話がなかなか進まない。序章で終わりそうな内容を最後まで長々引っ張る上に、見た目の良さばかり主張したキャラのオンパレードで、聡明な部分の描写は一切無いです。個人的にキャラクター個々に対しては好感の持てる性格ですが、説明的な設定がストーリーに何一つ反映されておらず、突っ込みどころが満載過ぎて、最終的にイラスト(見た目)しか楽しめる要素がありませんでした。
謎っぽい部分は全部予想通りの展開で捻りも無く、むしろヒロインの無くなった記憶が戻ってラブラブ、からが本番じゃないの?というガッカリ感のまま終了。
(ハピエンですがアッサリし過ぎて、引っ張った意味どこにあるのエッて感じでした。)
聖印も設定ブレが酷く曖昧で、伝承と事実と呪いの範囲の定義が毎回おかしいので混乱します。(設定通りなら絶対数人は死んでる。)
キャラクター名がどこぞのアニメキャラのオンパレードですね。好きなの?と思いました。キャラの内面に魅力が薄いので、名前だけが悪目立ちして気になりました。
ヒロインの記憶が戻って初恋が実り、ついでに良い女友達が出来て良かったね。と、終わり良ければな方はどうぞ。
自分はセール&クーポン併用したので諦めも付きますが、定価で購入された方が満足するとは到底思えませんでした。ご参考までに。
期待はずれ
この作者さんの作品、面白いものも多いのですが、今回は私の趣味には合いませんでした。
主人公とヒーローである皇太子に聖印というものがやどり、祝福された運命の恋人であるというものですが、ただひたすら主人公が逃げるだけでほぼストーリーがないです。聖印が宿った場所がうち太ももで口づけられるには恥ずかしく隠したい気持ちも分かりますが、聖印が宿ったことを隠し認めない時間が無駄です。そんなやり取りに意味はない。
言い寄る皇太子はあくまで紳士的で強引に体を迫ることもないです。
隣国との戦争回避のため皇太子とは結ばれるわけにはいかないと信じ込んでる主人公ですが、ただ単に外交を司る父に唯々諾々と従ってるだけのような感じがします。主人公のことを「情勢を見て立場を固辞する聡明さ」と話しに出てきますが、本当に聡明ならもう少し皇太子の態度や頑なに反対する父親の態度に少しくらい疑問を持ってほしいところ。
最後に聖印が宿ったことを隠したりするのは罰せられると冒頭のほうで出てましたが罰せられることもなく、嘘をついて隠して王宮から逃亡したこともスルー。内政大丈夫?身内には甘くない?
うーん
途中で読むのを辞めてしまった。
主人公は何もしないで
ただウルウルとうろたえているだけ。
周りもさっさと主人公に状況を説明すりゃ済む話を
必要以上に主人公には隠して話を引っ張るだけなので
ストーリーに何も捻りも深みもない。
ヒロインにイラっとする
作者の他の話が面白かったのでまとめて何冊か購入したが、全体的にヒロインは思い込みが激しかったり頑固だったりする話が多い。
すんなり読める話もあればヒロインが頑固すぎて読んでいて疲れる話もある。
今作は残念ながら話の8割までひたすらヒロインが頑固すぎた為、読んでいてかなりイライラしてしまったのが残念だった。