【感想・ネタバレ】転生王女と天才令嬢の魔法革命9のレビュー

あらすじ

アニス暗殺を企んでいる者がいる!?
魔学都市が大いに賑わう一方、隣国・アーイレン帝国で不穏な動きがあった。当然ユフィが黙っていないが、当のアニスは少し違う様子で――
「私の暗殺についてなんだけど……いっそ実行させたらって思うんだよね」「――は?」
暗殺を企んでいるのはあくまで帝国の過激派。帝国との関係も踏まえ、敢えて計画を実行させて、彼らを捕らえようとするアニスとユフィだが、その中で自分たちの魔法革命が国外からどう見えていたのかを突き付けられる。王国を超え世界へ目を向ける二人。大人気王宮百合ファンタジー、新章突入!

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転生王女のアニスフィアと天才令嬢のユフィリアという2人の女の子が主人公の異世界転生小説です。ほんのりと百合要素も含まれています。

アニスフィアは、魔法で空を飛びたいという願いを持っているものの、全く魔法が使えない転生王女です。
しかし、彼女は現代の知識を踏まえた「魔学」という学問を自ら作り、その成果を利用することで、疑似的な魔法が使えるようになります。一言で言うと、一風変わった努力家の女の子です。

一方、天才令嬢のユフィリアは、魔法の天才でありつつ、次期国王の婚約者の女の子です。
そんなユフィリアが、突然、次期国王から婚約を破棄される場面に、アニスフィアがほうきで突っ込んでくるところから物語が始まります。

物語の途中で、アニスフィアが魔学について講義をする場面があるのですが、その講義の中で、魔法を現代の視点から捉えた解説があり、面白かったです。
魔法が好きな人、科学が好きな人、研究が好きな人にもおすすめの作品です。

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ネタバレ 購入済み

隣国カンバス王国は実在しませんでしたが、アーイレン帝国は実在した。
まぁ、外交関係のある国が実在するのは当たり前なれど、内政と2人の恋愛模様に偏った物語だったので、今回は少し新鮮でした。

そして、パレッティア王国の事を、奴隷の末裔の国や、バケモノの国と蔑む勢力が歴史的に存在する事は、まぁ…。
そして、アニス暗殺計画…、う~ん、感想が書き辛いです。
結果的には帝国側の膿み出しとなって、2人の外交デビューとなる様ですが…。

気になるのはティルティの新しい研究、現時点では忌避される様な内容ですが、将来的には必要になる筈?

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2024年10月17日

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