あらすじ
国を安定させるため、アニスは魔学都市の責任者、ユフィは女王として順調に政務を進めていた。すべては、万全な体制で後進に国を引き継ぐため。だが、ユフィとアニスの逆鱗に触れる事件が発生してしまい!?
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転生王女のアニスフィアと天才令嬢のユフィリアという2人の女の子が主人公の異世界転生小説です。ほんのりと百合要素も含まれています。
アニスフィアは、魔法で空を飛びたいという願いを持っているものの、全く魔法が使えない転生王女です。
しかし、彼女は現代の知識を踏まえた「魔学」という学問を自ら作り、その成果を利用することで、疑似的な魔法が使えるようになります。一言で言うと、一風変わった努力家の女の子です。
一方、天才令嬢のユフィリアは、魔法の天才でありつつ、次期国王の婚約者の女の子です。
そんなユフィリアが、突然、次期国王から婚約を破棄される場面に、アニスフィアがほうきで突っ込んでくるところから物語が始まります。
物語の途中で、アニスフィアが魔学について講義をする場面があるのですが、その講義の中で、魔法を現代の視点から捉えた解説があり、面白かったです。
魔法が好きな人、科学が好きな人、研究が好きな人にもおすすめの作品です。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
今巻はユフィ視点のストーリー。
学院、北部、王都、東部、辺境、新都市ときて、今回は西部の貴族とひと悶着。
それにしてもアニスとユフィの侮り蔑み過ぎ、ドラゴン討伐や精霊契約が相当容易い事との感覚なんでしょうね…。
現実世界でも似た様な振る舞いをする方が居ますけど、こんな感じでスッキリしたいです…。
次巻は王宮秘話との事、南部の話や外交の話もなろうで読んだ記憶が…、最新刊まであと2巻、楽しみたいと思います。