あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】解離性同一性障害の診断を受けた重森一葉。別人格「黒幕さん」が明かす苦しみの記憶とは…。「解離性障害」編、感動の完結――!! 50歳を迎えたばかりの建築会社課長・昭川義文は、長年激務と厳しい指導に耐え続けてきたサラリーマン。時代が変わりそれらが当たり前でなくなった今、生意気な若手の言動についつい苛立ち怒鳴ってしまう。一方、部下の平野は、毎日感情的な上司とのコミュニケーションを避け、2人の溝は深まるばかり。ついに昭川はパワハラ疑惑で人事に呼び出され!? 人生を壊してしまう可能性を持つ唯一の感情――「怒り」。その向き合い方を、精神科医・弱井が指南する。社会人必見「アンガーマネジメント」編、完全収録!!
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毎回楽しみ?にして読んでます。
今回は特に!
アンガーマネジメントって、聞きはするけど
実際のプロセスについては知らなかったので、
とっても参考になりました!
いまホントに怒ってる人多いよね…
電車でも歩いてても、ぶつかっても平気どころか、
わざわざか?ってくらい突き飛ばす勢いで向かってきたり
手を出してきたりする人の多いこと…!
なんでそんななの?って、ホント毎回疑問に思ってましたが、
これを読んだら怒りを溜め込んでる人たちの気持ちが少しわかる気が…
いや、ムリ、やっぱわからないわ笑
この話のように快復していく姿は小気味よかったけども、
現実ではね、関わりたくない!笑
でもさー、明日は我が身!
イライラしたら読み返して気をつけます!
Posted by ブクログ
今回も自分にとって勉強になった
黒幕さんが、すべて身代わりに引き受けてくれていた
何の得がなくても そばにいて 心と体を心配してくれる人
怒りは必ず高いところから低いところ向かう
そして その先でさらに広がる
怒り続けている人は、自覚がないままに 『怒りの連鎖』を生んでいる
怒ることを選んでいるのは、自分自身
ネガティブな言動を繰り返せば性格もどんどんネガティブになっていく(神経可塑性)
コアビリーフ(自分にとっての常識)→一次感情(不安、落胆、悲しさ、虚しさなど)→ニ次感情(怒り)
不毛なコアビリーフが存在しないか、自分に問いかける(認識の修正は痛みを伴う)
人間は皆 一生 誰かの子供
自分の常識は、育ってきた環境で形成される
普段 話さない相手 行かない場所 知らない文化に触れる
いつもの日常に小さな変化を増やしていけば、『自分の常識は、実は狭い世界のものだ』と体感できて許容量も次第に増える
たとえ家族でも 人と全て分かり合うことは難しい
誰かを裁こうとするとき人は、自分も許されていることを忘れている
不完全な自分を認め、自分とは異なる誰かを受け入れる