あらすじ
予測不能の異世界ファンタジー第15弾! 幾度かのタイムリープを繰り返し、セカイは真のエンディングにたどり着けるか?? エルフの隠れ里編、クライマックス! そして、冒険の舞台は、魔法使い連盟のある場所へ・・・・・・!
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Posted by ブクログ
天空人からの攻撃により行き詰まった状況、ここからの一発逆転なんて難しいように思えたけど、まさか再びの時間移動を行いますか
これまでは過去の里に戻る事で悲劇や問題を解決しゲームクリアを目指してきた。というのに、ここに来て歴史を変えてはいけないなんて凄い答えに到達したね
ただ、目指す未来像が判然としたなら最早迷いは無いわけで
最短攻略でも行っているのかと言いたくなるペースで問題をクリアしていく様は爽快というか作業ゲーの様相
まあ、それだけエルフの里でのフラグ管理には苦労させられたと言えるわけだけど
解決方法はまさかまさかの方法だったね。歴史を変えずに悲劇を回避する為に歴史そのものを騙しましたか
ちょっと狡いような気がしないでもないけど、あれだけの悲劇を回避するにはこれくらいの大仕掛けが必要だったのかもね
今巻で驚き要素の一つと言えるのはエルフの里を救ったセカイが幽閉されてしまった点か
本作ってセカイの時間停止能力がフューチャーされている為に彼以外の視点で物語が進行する事は稀なだけに、このようにセカイ不在の展開というのは新鮮味が強い
もう一つの驚きは魔法使い連盟議長の存在か。ビジュアルが謎に大きいだけでも威圧感があるのに時間停止魔法の使い手と言うだけでも相性の悪さしか感じない
セカイの時間停止とはギミックが違うようだけど、それでも時間停止の方法を知っている時点で厄介としか言い様がないわけで
彼女の前ではセカイは無力に等しい
だからこそ、フューリィやクラウが魔法使い連盟と何処まで戦えるかが鍵になるのだけど、時間停止能力が無い状態で議長に太刀打ちできるイメージが沸かない……
あと、セカイがスーパースロー状態だとタイムリミットはどうなってるんだろう?