あらすじ
惜しくも敗れたタイガースだがチームは着実に成長していた。その姿を見て勇気をもらった野宮は長野まで車を走らせた。なぜだか夏美の前で恥も外聞もなく号泣する野宮。夏美はビックリしながらも「どうせ泣くなら、やりたいことやれば」と一言。自身も漫画家への夢を語った。一方、しばらくリハビリをサボっていた高橋。父と向き合ったことで前向きになり、サボっていたリハビリにも取り組むようになった。同室にプロレスラー白鳥も入ってきて、気分一新。高橋は果たして床トランスを成功することができるのか? 【デジタル版では紙版未収録のカラーイラストを特別収録】
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Posted by ブクログ
高橋くんのお父さんが携帯を買うエピソードにのっけから涙。
完全に素直になれないまでも、お父さんからのメールを読む高橋くんに
前向きさを感じてほっとする。
野宮くんと夏美の関係はちょっと不思議だ。
夏美が、事故がきっかけでやりたいことが絞り込めたと言い、
それを聞いて野宮が自分にはバスケだ、と思い
プロを目指そうとするところが、突拍子もなく
”大人”ならそんなの無理だと言いそうなことを
公言して進んでいこうとするところに身震いするほどの感動を覚えた。
野宮の話は一番身近に感じました。
彼は言葉は軽い様で重く、周りの人を変えていきます。
「俺歩けるもん」は一見酷い言葉ですが彼の素直さが出ていていいですね。
「笑いたきゃ笑え」は高橋だけでなく私も変えてくれました。