あらすじ
車いすバスケの選手・戸川は、仲間を殴りチームを辞めていた。そんな戸川だったが野宮と会って「あいつがドカドカ殻を割る。今ならタイガースの連中とも、うまくできる」と一大決心。仲間に謝罪し、チームに戻ってきた。しかし実戦から遠ざかっていたのもあり、チームの足を引っ張り、負けるはずのない相手に負けてしまう。それでも「他に行くところはねえ」と前を向いていた。同じ時期、入院中の高橋は医者から「もう歩くことができない」と告知されたが、とてもじゃないが現実を受け入れることができないでいた。 【デジタル版では紙版未収録のカラーイラストを特別収録】
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Posted by ブクログ
清春の過去の話が描かれる。
陸上部の先生や若林など、清春の実力を理解してくれる人
理解しようとしてくれる父
色々な日々
変われると思ったこと、幸せだったこと、笑えていたこと
それがすべてあっさり崩れること。
真に迫るあまりの”リアル”。
リアルを読めばそんなもんはリアルでもなんでもないと分かる。
ちなみに、同情して泣いたわけでなく、
自分の(私の)弱さがどんどん浮き彫りになって、くやしくて泣いた。自分の貧弱な体と心を変えたいと思った。