【感想・ネタバレ】それってパクリじゃないですか? 4 ~新米知的財産部員のお仕事~のレビュー

あらすじ

大学時代に亜季をひどく傷つけた男、瀬名良平。パテント・トロールで荒稼ぎをする総合発明企画に勤める瀬名の策略で、亜季は会社の内部情報を漏洩しているのではないかという疑いをかけられてしまった。潔白を証明することも難しく、退職まで決意した亜季を止めたのは、尊敬する上司の北脇だった。二人は瀬名を呼び出して反撃に出ようとする。亜季を操作するのは簡単だと信じている瀬名は、懐にICレコーダーを忍ばせて呼び出しに応じるが…。月夜野ドリンクは看板商品『緑のお茶屋さん』を守り切れるのか!? そして亜季と北脇は…? 「知財」をめぐるお仕事小説、緊迫のシリーズ最終巻!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

話にちゃんと決着をつけるのは好ましいですが、もう少しこの二人の活躍と恋模様を見ていたかった気持ちもあります。
本巻では遂に法的手続に話が及び、今まで以上に専門的な話になっています。
「Y事件」については、某裁判例を知っている人なら、ニヤリとできるのはないでしょうか。
あの裁判例の射程は、さほど広く捉えるべきではないように思われるところで、本書での審判の結果にも違和感はありませんでした。
作者さんは、法的な話でも退屈しないように、かつ、分かり易く描写しようとしているのが伝わりますが、もしかすると一般受けはしないのかもしれません。

何はともあれ、シリーズ最強ともいえる敵も何とか退治し、最後は正に「大団円」。
本編では、恋模様については若干消化不良な終わり方に見えましたが、ちゃんと短編でフォローされています。

0
2024年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ最終巻。

前巻から続く特許侵害騒動の解決編でこれぞお仕事物語の真骨頂という感じ。
シリーズの中でも初めてがっつり知財をめぐる企業間の駆け引きや審判の場面があって、パテントトロールとの攻防が一筋縄ではいかなくてハラハラして面白かった。
敵が憎らしいと勝った時の喜びもひとしおだね。

本編がシリアスだったから余計に番外編以降の亜季と北脇の関係にニヤニヤさせてもらった。
楽しかった。

0
2025年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完結!
この方の本面白いけど、主人公に容赦ないので疲れた体にはちょっとつらい。
最後ちょっと駆け足感あったのでもっと二人がプライベートで打ち解けた様子まで見たかったな。

0
2024年11月30日

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