【感想・ネタバレ】諸葛孔明(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

彼は、なぜ、天下を三分にしなければならなかったのか。
陳舜臣が加える、諸葛亮孔明の真意。
天才軍師ならぬ、平和を愛した宰相、
その、人としての思いとは。


深い。この語りつくせぬ物語は、人の数だけあるということか。


浮屠。三国時代、時は、西暦200年。
この小説に登場し、諸葛孔明に三国各地のあやゆる情報を運んでくるのは、浮屠(ふと)、浮図、仏図-Buddha教徒。
陳舜臣曰く、彼の情報網は仏教徒であったとする説。


孔明その人の思考回路には、紀元前は春秋戦国時代の諸子百家の思想に加えて、仏教の境地も含まれていたか。

下巻。
万民の心の安らぎために苦悩した、男の生き様。

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2011年01月16日

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