あらすじ
人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
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Posted by ブクログ
NHKBSでドラマ化されてた作品。ドラマは全話見た。ライオンの家という、マドンナを中心に運営されている、とある島にあるホスピスの話。主人公は若くして余命宣告された女性雫。
ドラマと大きく違う所は、まずライオンの家のある場所が、原作では瀬戸内海にあるレモン島ということ。ドラマでは八丈島だったかな?あれはあれで、説得力あったけど。
どうしてもドラマでの場面や人物を思い起こしながらになってしまった。その上で、ドラマではこうだったっけとか、微妙に設定が違ってた感じがする。アワトリスさんはドラマでは比較的若かったけど、原作ではしっかりおじさんだった。そして、ドラマのアワトリスさんはかなりお元気だったような⁇
そうなのよね、ドラマでは割とまだ皆、元気な場面が多かった気がするけど(しかもどなたか一旦、ホスピスを離れることになってなかったっけ⁇)原作では容赦なく人々が命を落としていく。雫もクリスマスに入居して、翌年の2月くらいに亡くなる。その最期の描写が秀逸。夢か現か。それを見極めるのに少しコツが要った。でも、一度分かると、そういうことかと。
これだけ終末期の人の物語に触れると、身近な人を亡くしたような気分になる。余韻が残る作品。
Posted by ブクログ
主人公が亡くなるまでは心の中にいい風が吹いていました。
だからこそ自分の理想を勝手に主人公に押し付けて読んでしまっていました。
亡くなった後の父親家族の様子はわたしは知りたくなかったのだと思います。
主人公がタバコを吸っていたことが意外でした。しかもそのタイミングで吸いに行っちゃう人だったんだ、とか。
あのレモン島の景色に一点の黒を落とされた気分になってしまいました。あくまでも自分勝手な思いです。
ろうそくの火が消えるまで
しーちゃんの一生が綴られた物語、楽しく読ませていただきました。
お父さんと梢ちゃんが会いにきてくれたとき、辛くて泣いてしまった。でも会えて良かった。
私にとっての思い出のおやつは何だろう。
小さい頃に母と作ったフルーツ白玉かなぁ。
久しぶりに作ってみたくなりました。
小豆粥も美味しそうだったから食べてみたいな〜。