あらすじ
人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
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Posted by ブクログ
久しぶりの一気読み。
最近私の周りで死が身近になってきている。
父、母、知人。そして自分も老いてゆく。
その死を目の前にした時の気持ちとは、と考える機会が多くなっていたところにこの本と出会う。
「明日が来ることを当たり前に信じられるのは本当に幸せなこと」本当にそう思う。
「自分が幸せだと気づくこともなく平凡な毎日を送る事が幸せなんだと思う」これは私も時々思うことだ。
死を覚悟して迎えられる人、そうでない人、様々。
もし許されるのなら、「楽しかったよ」、とか
「ありがとう」とか言って死にたい。
Posted by ブクログ
「思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう」
「人生というのはつくづく、一本のろうそくに似ていると思います、ろうそく自身は自分で火をつけられないし、自ら火を消すことができません」今の自分に必要な本でした。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
死に際のお話なので、この表現が正しいのか分からないけど、いい終わり方でした。
星や海やワインレッドの夕焼けや、おやつ。一つ一つに夢のような描写がふわふわとしていて、六花(わんちゃん)の犬種も具体的には描かれておらず、ぼんやりと白いふわふわな犬を想像しながら読んでいて、そんな感じが常に夢のなかにいるような、表現が素敵すぎてドラマチック過ぎて、私は入り込めない部分もあるかなと思いました。
まぁ、そんなところも可愛らしい主人公なんだなと思います。
Posted by ブクログ
終始暗くてあまり好みではなかったのが正直な感想。もちろん主人公の気持ちも行動も納得できるところはあるができないところの方が圧倒的に多く、そこまでヒステリックにならなくても…や人にそんな意見できるほどなのか?と思うところがあった。
そう言うところも含めて、やっぱり健康な人間とホスピスにいる人間では簡単に分かり合えないとは思ったし簡単に人の気持ちがわかるなんて事は言ってはいけないと思った。
あと、私は分かりやすい状況説明が好きなので主人公が昏睡状態になってからの状況がいまいちわからなかった。これは主人公の意識の中だけの話なのか、実際に動けたのかどっちだ?と少し混乱した。
ろうそくの火が消えるまで
しーちゃんの一生が綴られた物語、楽しく読ませていただきました。
お父さんと梢ちゃんが会いにきてくれたとき、辛くて泣いてしまった。でも会えて良かった。
私にとっての思い出のおやつは何だろう。
小さい頃に母と作ったフルーツ白玉かなぁ。
久しぶりに作ってみたくなりました。
小豆粥も美味しそうだったから食べてみたいな〜。