【感想・ネタバレ】ライオンのおやつのレビュー

あらすじ

人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

心が穏やかになれる本。
瀬戸内の風景も穏やかにさせてくれる。
健康なだけで充分に幸せだと思える。

・思いっきり不幸を吸いこんで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう。
・自分の思い通りになることなんて、ほとんどない。腹を立てて怒ったところで相手を傷つけるだけだし自分も疲れるし、いいことないよね。
・私は街灯のない所まで歩いて行って、そこからもう一度空を見上げた。よーく目を凝らすと、ひとつ、ふたつ、みっつ、と星の輝きが見えてくる。決して、満天の星ではないけれど、それは、ベアさんとメアリーが私に見せてくれた特別な星空だった。私がきちんと見ようとしなかっただけで、星はちゃんとそこにあるのだ。必死になって夜空を探せば、私を見てくれている星がきっとある。
・死を受け入れるということは、生きたい、もっともっと長生きしたいという気持ちも正直に認めることなんだ。
・今というこの瞬間に集中していれば、過去のことでくよくよ悩むことも、未来のことに心配を巡らせることもなくなる。私の人生には、「今」しか存在しなくなる。
・そんなに簡単に自分の生き方を変えることはできないが自分の人生を最後まであきらめずに変えようと努力すること、そのことに大きな意味があるのだと思った。

0
2026年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

だいぶ前に読み終わり、今でも一番好きな本はと聞かれたら挙げる本。

私はずっと、死ぬのが怖かった。
何かをやり遂げられないということより、死ぬ瞬間が、死を待つ時間が怖い。
父と母を看取って、子供を持ち、その思いがどんどん増していった。
当たり前に仏教徒の家で育ったが、信心深いわけではない。
仏壇に手を合わせ、仏像を見て感心し、神社に初詣して、クリスマスにごちそうをたべる。
もっと私の心に宗教が根付いていれば、恐怖心は薄れるのかもしれないとは思っていた。

この本の中には多少「スピってる」場面が出てくる。特定の宗教が表現されているわけではない。
その塩梅がちょうど良くて、すとんと胸に落ちる感じがした。
私は母を信じてみようと思う。
なんと表現したらいいかわからないけど、なにか宗教を信じるとか、神様を信じるというよりも、私の中に息づいている母を信じようと思う。
だから、大丈夫。
子供達にも、そう伝えたい。

0
2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

泣けた
職場じゃなかったらもっと泣いてた
ももちゃんのところがいちばん泣けた
タナトフォビアを回避させてくれるきっかけになるかなぁ

0
2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公が亡くなるまでは心の中にいい風が吹いていました。
だからこそ自分の理想を勝手に主人公に押し付けて読んでしまっていました。
亡くなった後の父親家族の様子はわたしは知りたくなかったのだと思います。
主人公がタバコを吸っていたことが意外でした。しかもそのタイミングで吸いに行っちゃう人だったんだ、とか
あのレモン島の景色に一点の黒を落とされた気分になってしまいました。あくまでも自分勝手な思いです。

0
2026年03月29日

ネタバレ 購入済み

ろうそくの火が消えるまで

しーちゃんの一生が綴られた物語、楽しく読ませていただきました。
お父さんと梢ちゃんが会いにきてくれたとき、辛くて泣いてしまった。でも会えて良かった。

私にとっての思い出のおやつは何だろう。
小さい頃に母と作ったフルーツ白玉かなぁ。
久しぶりに作ってみたくなりました。

小豆粥も美味しそうだったから食べてみたいな〜。

0
2020年05月29日

「小説」ランキング