あらすじ
獣人の世界に異世界転生したチトセは気のいい白虎・タイラーと出会い、なぜこの世界に来たのか探す旅に出る。自身が伝説の雪豹の生き残りであると知ったチトセ。タイラーはそんな自分を優しく受け止めてくれて…!?
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モフモフ転生異世界獣人もの!?
情報が多い。。。
人の世界で25年生きたチトセが事故にあい、転生したのが獣人と人が混在する異世界。実はチトセも稀有な種族のユキヒョウだった。
何も知らないチトセを助けてくれたのが、トラ族のタイラー。2人?2匹??は常に行動を共にして、いつしかかけがえのない存在になっていく。
匿名
世界を超えた出会い
主人公、加賀千歳の不思議な雪景色の記憶から物語が始まります。
そこで小虎は色々な果物?を木の下に持ってきてくれました。その小虎と戯れたあと夢は覚めました。
果物はどこだ?→あ。腹の下にあったのか。
という逆のような展開に笑が溢れました。
夢から覚めた後は両親を事故で失っていたので施設に入り日々を過ごしました。その後製薬会社に勤めました。千歳はある日、両親の墓参りの後、工事現場の鉄骨が頭にふってきて…。
再び白い雪の森にやってきた千歳。人工物が全くなく、自分がどこにいるのか呆然としてしまいます。
木の上の方が安全と考え移動し、抗えない眠気に襲われます。そんな彼の足を引っ張る人が…。
成人男性を片手で抱っこできるほどの筋力を持つ、たくましい男性、タイラー。彼に連れられて(抱っこ+ダッシュ)彼の仲間のいるキャンプに合流します。
25歳で赤子と同然に扱われるという不思議な認識のまま、キャンプにお世話になることに。
そこで獣人の存在をしり、頭のキャパオーバーを経て今いる場所が地球ではないと認めることにしました。
自分の仕事として料理番を買って出た千歳。自炊生活で培った料理の腕前はみんなに大好評!!
私自身もピーマンの肉詰めは作れてもソースで味を整えてソースを…なんて技はないのですごいなーと思いました。
街へ着き、医者の元へ向かった2人。医師の診断により、忘れていた記憶を取り戻す千歳。あの夢は…なんで忘れてたんだろう…。2人は幼い頃世界を超えて出会った運命の番だったのです。
そこからは番という関係になるまで時間はかからず、2人はとても幸せそうでした。
その2人を邪魔する人、祝う人と反応はそれぞれでしたが、互いを信じ愛し合う2人をさくことは不可能でした。そんなラブラブな2人は最後に子供を…。
とそんなendまで見ることができました。
とても面白い作品でした。
冒頭はラノベ感満載のふわっふわ、下手したらぺらっぺらの文章ではじまります。改行も多いしどうかな~?と思いつつも不思議なテンポに惹かれて購入。結果、いい意味で想像を裏切る文章で楽しめる作品でした。主人公の生き方が定まっていくごとに文章も緻密になっていきますし、何より後半全然ふわゆるじゃないプレイの数々に笑ってしまいました(笑)こりゃビックリ(笑)
ハード系を買ったつもりじゃないのですが、4Pに獣●キメてきたときはお得感を感じましたね。獣人ものサイコー!
フワユルもマニアック感も楽しめますよ!
とても良かった
あー良かった。何がどうはまったのかわからないけど、好きです、この話。
始めこそ、前後する所に戸惑いましたが、読み進めていくうちに納得。
主人公のチトセが、もう最強。
絶滅した雪豹族で、魔力が強く、料理上手。
世界観やキャラが、しっかり練られていて、かなりのボリュームだったけど、最後まで楽しく読めました。
タイラー視点のお話、続編希望。
大好き
webで一通り読んで大ファンになり、何度か読み返していたところ電子版が出たので買ってしまいました。
モフモフものだし、途中4p?とかあるのでダメな人は受け付けないかもしれません。
私も基本的にはダメなんですが、この作品は例外です。読むとわかるのですが、流れとしてとても自然だったので…。獣人だからというのもあるかもしれません。
ストーリーは、攻めがずっと探し求めていた番に巡りあうという純愛系のもの。幼い頃に不思議な出会いをした異世界の2人が再び出会い、結ばれます。
あらすじだけでいうと陳腐なのですが、非常に練り込まれた世界観とキャラクターなので、あっという間にお話の世界に入り込んでしまう。終盤のカタルシスったらもう、胸がいっぱいになります。
大好きで大切な作品です。webにはない番外編もよかった
白い世界
お気に入り箇所にしおりを入れ、今がどの位のページ数か確認しては「あぁ、未だ残りがある…」と安堵して嬉しく思ったほど、読み終えるのが惜しかったです。
大切に慈しむ様に読ませて頂きました。
冒頭の描写の様に、他者にあまり興味のなかった主人公チトセが異界渡りをした事でたくさんの人(と言うか、獣人)と関わり合う様になって行きます。
色のなかった世界が色付いて行く様で、チトセ自身の心や暮らしも色鮮やかに、豊かになって行く流れに引き込まれます。
そんなチトセへ静かで温かな愛を注ぎ続ける異界の獣人タイラーがまた素敵で…。
最後まで綺麗にまとまっていて、続きが読みたい気持ちもありますが、ここで終わっていても充分に満足。
きっと、何度も読み返す一冊になると思います。
思いやる心に癒されます
一途で優しくて強いタイラーが空っぽのお皿を見て寂しそうな様子が可愛いくってお気に入り。急ぐでもなくゆっくりでもない旅をする二人と色々と関わってくる人達。優しい気持ちと獣身に癒されました。ただ複数プレイは苦手で、無い方が良かった
。
良かった
獣人や獣系が好きなので購入してみました。想像していたよりも内容が深く、感動する作品となっていました。
優しい
不思議でやわらかな世界観でした。チトセの周りの人達は、皆やさしくていい人ばかり。
起きる事件はあまり深刻にならず、ハラハラすることはあまりありませんでした。最後はあぁ、子どもたち同士がまた、こういう関係になるんだろうなっていう余韻を感じさせてくれます。
満腹!☆1·5
丸々一日かけてしっかり世界に浸る事が出来ました。飽きる事なく、違和感を感じる事もなく凄いなぁ~。おもしろかった!
所々、獣なんだなぁ~と言う習性も可愛いらしくて面白い。虎だから ファミリーでじゃれて遊んで助け合って子育ても当たり前にいっしょにするんだ!お風呂もいっしょって!水遊び感覚?泳いでるとか…いいなぁ。二人だけじゃないのがいい!可愛いと言えばユキヒョウはナーォってなくのね…?他の鳴き声も可愛い!
甘やかしとろとろの幸せ気分になりたい時にはイチオシだと思います。