あらすじ
「一歩前に進めるようになりました」「人生相談が嫌いだった私も相談したくなった!」「いただいた言葉を何度も読み返しています」などなど、鴻上尚史さんの安定の“回答力”が大好評。AERA dot.、PR誌「一冊の本」連載の書籍化第5弾!
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Posted by ブクログ
作家、演出家の鴻上尚史氏が
34の相談に答えるシリーズ五冊目
相談13では
「選択的夫婦別姓」が実現していないことが不思議でしようがないのです
と6ページにわたり詳細に書かれている
日本人が「波風が立たない結論」を
選びがちで
変わることを嫌い、同じことを続けていくことが一番重要だとおもってしまう感覚「世間」や「所与性」
この相談の回答には
何度も頷き、膝パーカッション!
相談14より抜粋
相手の発言をちゃんと受け止める親は毒親にならないのです。
相談22より抜粋
「考えることと悩むこと」は確実に分けるのです。
考えることは研究し実践すること
悩むことは
ウダウダすることです
悩まず、考えれば、やるべき事が見えてきます。
「悩んでなんとかなることと、ならないことを区別する」
うん、うん!首がもげるくらいうなづいた
どの相談にも丁寧に向き合って答えていて、言葉の選び方や考え方がとても参考になった(≧∀≦)
また読み返したくなる一冊
Posted by ブクログ
作家・演出家の鴻上尚史さんが、色んな人生のお悩みに答えるシリーズ。
色んなアドバイスをされているが、中でも、「人生は0か100かではなく、67点とか78点とかで生きていくもの」という考え方が印象的。
「どうすればいいですか」という質問には、難しいものがたくさんあって、答えが出せないと思うとき、「0か100ではなく、折り合いがつけられるところを探す」という柔軟な考え方はとても大事だなーという気がした。
それにしても、「結婚するべきか」というお悩みが(間接的にも)とても多かったのが少し意外。令和になっても人の悩みの根本というのは、そう簡単には変わらないらしい。
Posted by ブクログ
自分がちゃんと考えて、自分で決めれば、どんな結果で引き受ける気持ちになれる。
「嘆く意味のあること」を嘆くことは、前向きの生活をするということ。
常に考えることは、「周りの反応」ではなく「自分の納得」。
大人とは0点と100点の間、例えば67点とか83点とか35点とかで人間と会話し、そしてつきあうことができる人のこと。
などなど、深く考えさせられる示唆がたくさん。
そして、著者の愛情と優しさがたくさん詰まっています!
Posted by ブクログ
人生相談シリーズ5作目だそうです。
どんな相談にも上から目線ではなく、そっと寄り添ってくれる回答に鴻上さんの人柄が滲みでています。こんな人間になりたい。