【感想・ネタバレ】職場が生きる 人が育つ 「経験学習」入門のレビュー

あらすじ

適切な「思い」と「つながり」を大切にし、「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をするとき、ビジネスパーソンは経験から多くのことを学ぶことができる。これが筆者の主張の核心部分である。優れたマネジャーへのヒアリングを多用し、現場で応用可能な育成ツールも紹介しながら、『経験から学ぶ力』の身につけ方を解説する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

(要約)
人は経験を通して成長する。
しかし、経験しただけでは学びにはならない。
成長するためには、経験を「振り返り」「意味づけ」「次に活かす」ことが重要。

具体的経験(実際にやってみる)
省察(何が起きたか・なぜそうなったかを振り返る)
概念化(学びを言語化・理論化する)
実践への応用(次の行動で試す)

上司や先輩が「経験を学びに変える支援者」になることが大切。
例:フィードバック、対話、問いかけ
失敗や試行錯誤を学びの機会として捉える文化をつくる。
OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を「やらせる場」ではなく「考えさせる場」に変える。

「経験学習」は、特別な研修ではなく日常の仕事そのものが学びの場になるという考え方。
つまり、職場のマネジメント次第で、人はどこでも育つ。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書により、なんとなくイメージしていた経験と成長について整理ができ改めて自分の課題を考えるきっかけとなった。
同じ経験をしても、「経験から学ぶ力」の差で、得られる成長や次の経験の呼び込みが変わってくるため、自身で理解し実践していくことはもちろんのこと、メンバーに対してもその視点からのOJTを今後実践したい。
「思い」「つながり」を原動力として、「ストレッチ」「リフレクション」「エンジョイメント」の三要素が「経験から学ぶ力」となるわけだが、自身の職務と今後の成長を考えると、より高いストレッチの設定につながる「思い」「つながり」の引き上げが重要と思われ、他者と自分に恩恵をもたらす適切な大きな思いを改めて考えること、本音で自ら発信してフィードバックを求めるつながりの実践は意識して進めたいと思った。特にフィードバックを得ることは、本書のリフレクションや中原淳著「フィードバック入門」にも重要性が示されていたが、なかなか実践できないものだ。

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2024年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

経験学習という概念が非常にわかりやすく説明されていた。ちょうど、チームのリーダーとしてどうして行くべきか、考え出したタイミングで読んだので、気づきが多かった。特に印象的だったキーワードは「進行形の内省」「情熱的謙虚さ」「フィードバックを求めてみる」「指導者からの声かけで情報収集」「行為中のリフレクションが行為後のリフレクションの質を決める」

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2020年07月25日

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