【感想・ネタバレ】ペット・セマタリー(上)のレビュー

あらすじ

2019年、リメイク版映画が公開!
競争社会を逃れてメイン州の田舎に越してきた医師一家を襲う怪異。モダン・ホラーの第一人者が“死者のよみがえり”のテーマに真っ向から挑んだ、恐ろしくも哀切な家族愛の物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

キングは実際に墓荒らしをしたことがあるのではないか。でなければ、どうやってここまでリアルなものを書けよう。息詰まるようで、救いがなく、切ない作品。

0
2022年05月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あー早く下巻が読みたい。
初めてS・キングの本を読んでみた。
面白い。不穏な雰囲気の中にもアメリカの細かい文化までも(たとえば田舎の伝道的なクスリマスの過ごし方や料理など)も楽しめてはまりそう。
この猫、チャーチをあの場所(ミクマク族の埋葬地)に連れて行って生き返らせたってことは、(薄気味悪い違う猫として帰ってきた)上巻のラストで息子のゲージがトラックにはねられて死ぬことが示唆されていて…。
あーきっとあの場所にまた連れて行ってしまうんだ。
どんな子になってゲージは戻ってくるんだろう…。

0
2016年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本を読んだ後だけど、最近ペットが亡くなったので気持ち理解できるかなぁとか思いながら感想書いてる
「この世のものじゃない」化け物でなければ、確かに蘇って欲しいと何度思ったことか…
人間心理に強く迫る1冊

0
2025年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

猫を飼っているものとしては、チャーチが可哀想だ。
日常の平和と不気味さのギャップが秀逸だ。
下巻が楽しみ。

0
2020年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々のS・キング。
さすがの貫録。これは面白い。

前半は、そんなに怖いシーンが出てくるわけではないけれど、後の悲劇を予感するような、細かいエピソードが散見する。「怖い!」と思わされるのは、後半の本当のクライマックス部分だけなのに、上下二巻の長丁場を全く飽きさせない。

そして、以外なことに救いのない結末。
S・キング氏は、写真なんかでは人のいいアメリカのおじさんに見えるけど、本当はとんでもなく厭世家の人嫌いなんだろうな、と思う。

0
2014年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱりキングは面白い! 個人的ハイライトは主人公の息子が家の目の前の道路で車に惹かれて死んでしまうところ。その場面を主人公はなんどもなんども夢に見ます。まだよちよち歩きのその子を必死で追いかけ、車が来る寸前に襟首を掴んで、やった、助けた! というところで目を覚ます。夢では幸せ、現実は悪夢。次第に追い詰められていく主人公は、その夢と現実の配置をひっくり返そうとします。

絶望は一種のエンターテイメントです。キングの小説ではいつもそれを思い出します。上記の男の子が死ぬ場面なんかその中の白眉! 単なる幼児の死がこんなにも怖くて悲しいのは、彼に注がれた家族の愛の存在があるからです。キングの描く絶望には、必ず深い愛情がよりそって、お互いの存在をくっきりと引き立たせます。

またキングの代表作のひとつである「呪われた町」では、主人公が愛する人たちを取り戻すために行動します。そして「呪われた町」をポジとすると「ペット・セマタリー」はネガにあたります。どちらも深い愛を起点にした結果で、だからこそ「ペット・セマタリー」の主人公の愚かな行為はやるせなく、救いがないラストにも読者を納得させる充足感を与えています。

0
2014年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【注意】以下、本作の内容とは関係のない心の声です。


「ペット・セマタリー」Σ(゚д゚;)
「ペット・セメタリー」...セマタリー...セメタリー...セメタリー...セメタリー...
映画版はセメタリーだったよな...

まぁ、どっちでもいいか^^;

それよりも、なぜに今S・キングなのか?

う~ん┐(´ー`)┌

30年位前かなぁ...ドハマリしたの(苦笑)

読書なんて縁もゆかりも無かった私も当時唯一と言ってもいいぐらい手にしたのはS・キング作品でした。

あっ、「俺も!」「私も!」って、思ってくださった方もきっといるはず(笑)

積読いっぱいあるのに、なぜか手にしたのが本作でした。

上巻を読み終えて、なんでこのタイミングでキングなのかはまだわかりませんが、読み終えた時には答えが見えるといいなぁ。


内容(「BOOK」データベースより)
都会の競争社会を嫌ってメイン州の美しく小さな町に越してきた、若い夫婦と二人の子どもの一家。だが、家の前の道路は大型トラックがわがもの顔に走り抜け、輪禍にあう犬や猫のために〈ペットの共同墓地〉があった。しかも、その奥の山中にはおぞましくも…。「あまりの恐ろしさに発表が見あわせられた」とも言われた話題作。

0
2023年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもゆっくり物語は進んでる。
猫を生き返らせる。亡くなった隣人のノーマは生き返らせなかった。
思うに、夫のジャドは誰かが人間を生き返らせて、結果どうなったのか知ってる気がする。
だから心がぶれず、葬儀を行った。
人間を生き返してしまった結果、どうなるのかジャドは言わない。
猫のチャーチは頻繁に動物を食すようになった。
人間だとどう変化して、どんな恐怖を与えるのか下巻をこうご期待といったところだろうね。
姉の死にトラウマがある妻のレーチェルが息子が亡くなってどうなるのか興味ある。

0
2012年03月02日

「小説」ランキング