【感想・ネタバレ】ファウスト 悲劇第一部のレビュー

あらすじ

あらゆる知的探究も内心の欲求を満たさないことに絶望したファウストは、悪魔メフィストフェレスと魂をかけた契約を結ぶ。巨匠ゲーテが言葉の深長な象徴力を駆使しつつ自然と人生の深奥に迫った大作の第一部を、翻訳史上画期的な名訳で贈る。読売文学賞受賞作。訳者による解説「一つの読み方」を付す。
〈巻末エッセイ〉河盛好蔵・福田宏年

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Posted by ブクログ

ネタバレ

高潔にして世界の真理を追い求めた末、自分のちっぽけさに絶望した主人公ファウストが、悪魔メフィストフェレスに魂を売って人間的快楽を知るといった内容だった。設定としては結構面白かったが、内容が面白いかと言われれば個人的にはそうでもなかった。
所々に出てくるポエムはちょっとよくわからなかった。また、登場人物たちの何気ない発言は含蓄に富んでいるが、少々唐突で無理やりであり、著者がこの作品を通じて自分の人生哲学、思想を詰め込もうとしているように感じた。
ただ、この手の古典的名作の良さというのは、そのつまらなさの故に、読後に現代の流行りの小説を読むといつもの数倍面白く感じることができるといったところにあると思っている笑

0
2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんなに好き勝手やって、最終的に救済されるのは納得いかない
信仰心があればもっと理解できるのかもしれない

グレートヒェンに関しては悲劇っていうかもはやファウストの罪でしょ
親殺させて兄殺して行方をくらませてる場合か?捕まってから助けに行くのはあまりにも遅いのでは?

一部と二部だとまだ一部の方がおもしろい
二部はキリスト教知識に加えてギリシャ神話とか歴史に詳しくなくて読むのが大変だった

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2023年10月15日

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