あらすじ
爽快お仕事エンタメ、重版続々のシリーズ!
富久丸百貨店芦屋川店の外商員として働く鮫島静緒。バイトたたき上げからのアラフォー、ついに全国売上トップ10入りに! セレブ達の、お金では解決できない悩みを斬新なアイディアと真心で解決し、目下、京都老舗お嬢様の起業のお手伝いに、ニューリッチのアート投資家と高級官僚の娘との婚約に関わったり。そんななか会社が合併! 静緒は社内政治に巻き込まれて多忙を極め、やがて身体を壊す。「私にとって幸せなことは?」と、人生の原点に立ち返る静緒が見えてきたものと新しいお仕事スタイルとは!?
もやもやが吹き飛ぶ、爽快お仕事エンタメ! 同居するゲイ男子との生活も楽しい、ドラマ化された人気シリーズ!
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Posted by ブクログ
2025/3/22
続いた!うれし!
フィクションの中でも誰かが爆買いしてるの見るのも気持ちいいんだなっていう発見が続いてる。
なんか偶然が重なって初めて芦屋に行ったので聖地巡礼してきた。
屋上のメリーゴーラウンドはなかったけど小さな屋上自体はありました。
なんもないし誰もいなかったけどな。
芦屋って行ったことなかったけどお店結構あったし桜もきれいでした。
Posted by ブクログ
百貨店の外商で働く鮫島静緒の物語。シリーズ4作目。
いつも楽しく読んでいるシリーズですが、今作が一番ジェットコースターな展開に感じました。
40代になり、合併した会社の中で迎えた新しい上司や部下との関係、身体の不調、難航する家探し…と次々と困難が降りかかります。
畳み掛けるようなトラブルに少しずつ弱っていく静緒の姿が辛い。その中で、「まるで懐いた家猫のような」桝家との関係が清涼剤になっています。
最初のギクシャクしていたのが信じられないくらい、家族のような存在になっていますね。
散々苦しんだからこそ終盤で静緒が吹っ切るシーンの爽快感がすごく良かった。
爆弾を落とした形で次回に続いているので、5巻めが待ち遠しいです。
身元保証人のサインを頼まれて浮かれる桝家が微笑ましい。
Posted by ブクログ
百貨店で働いていた時に、"超お金持ち"を相手にする外商って何?と気になっていて読み始めました。
バイトからのし上がって行く静緒がかっこ良過ぎて、毎回しびれる!
そして、桁違いのお買い物をする顧客様達の華やかな世界を味わえるのも楽しみのひとつ。
ジュエリーや名だたる高級ブランド達のお洋服、美味しそうな高級な食べ物の描写を読んでるだけで、心が満たされます。
桝屋と静緒が住んでる豪華なマンションも住んでみたいなーと毎回妄想を繰り返します笑
更に、その顧客様を相手にする、富久丸百貨店で働く販売員がプロフェッショナル過ぎて、読んでいて仕事へのモチベーションが上がる!
何といっても、静緒が最高にカッコ良いのだけど!
頭の回転が抜群に良くて、ヒラメキとか発想力も素晴らしいです。
「素敵なお客様に出会いたい。その方達の困難に寄り添ってモノやモノに変わる事を通して支えたい」
この熱意が、プライベートをそっちのけにして顧客様達に全力で寄り添える原動力。
会社の為というより、自分の好きの為に働いてる事が、静緒の強さの理由なのだと思います。
神ハブ女子と呼ばれる契約社員の倉地もそう。
チームワークは出来てないけど、仕事楽しんでいてこの働き方は羨ましい!
最後に、忘れちゃいけないのが最高の相棒、桝屋。女性の大変さを分かってくれる優しさに感動しました。
こんなパートナー求む!
4巻を買ったので1巻から一気読み。デパートも外商も大好きなので、すごく好きなシリーズ
モノを売るのではなく… じゃ何を売るの? という話も極まって、どんどん規模が大きくなる話が楽しい
今回の目玉は「1億円のバチェラーパーティ(?)」。老若男女がすごく楽しそうなシーンでなぜか涙が…
そしてシリーズ初の「つづく」? 早く続き読ませて!
同居人の枡家くんとの関係も気になる。「法律上」で何かいい関係を築ければいいのになぁ
Posted by ブクログ
勤続年数が長くなればなるほど、実績を上げればあげるほどに出てくる昇進&部下指導問題。過去一わかるー!と共感した。仕事は楽しい。でもそれ以外のしがらみが増えてきて、仕事だけに集中できないモヤモヤ。このままで本当に良いのだろうかという焦り。加えて体調の問題。前作まではお客さんとの関わり、仕事のやり方などがテーマに置かれていたが、本作は自分は一体どうしたいんだ?という核となる部分をテーマにしていて考えさせられた。彼女が出した結論は外商として頑張るということだったが最後の最後に思わぬ人事が発表されて次が気になる!
(読書メーターからの転記)