あらすじ
「アオアシ」小林有吾、最新作!!「俺たちは、料理をもって神に挑む。」数学者を志すも、その道に挫折した高校生・北田 岳(きただがく)。夢を失い、学食のアルバイトで無為な日々を過ごす彼に、謎の若き天才シェフ・朝倉 海(あさくらかい)との運命的な出会いは、突然訪れる――。2人がめぐり逢い、「数学」と「料理」が交わる時、未知の世界への扉が開く!!特典として「アオアシ」×「フェルマーの料理」コラボペーパー付き!描き下ろし4コマ漫画も収録!
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匿名
数学的思考は料理にも活かせるって発想が面白いし説得力があるからどんどん引き込まれる。作品に出てくる料理がすごく美味しそうで読んでるとお腹がすいてくるのも良い!
匿名
数学と料理
北田岳は私立ヴェルス学院に通う男子高校生。
数学オリンピックの日本代表合宿で解答用紙を白紙で提出してしまった彼は理事長の怒りを買い特待生の資格を失ってしまう。
奨学金はなんとかあるので学内の学生食堂で格安とはいえバイトをすることでなんとか生計を立てている彼は卒業まであと数か月という段階で残りの高校生活をやり過ごそうとしているのだった。
そんなある日、まかないのナポリタンを作り同じ学生バイトの魚見亜由にふるまったところそれを見た知らない青年に自分の分のまかないを食べられてしまう。
その後その彼は理事長が学内で開くパーティーのために呼ばれたケータリングサービスの朝倉海という人だったことが判明。
その後理事長の横暴により退学処分になってしまった岳は朝倉とともにパーティーでナポリタンを出すが……。
料理は慣れてきたら感覚でできる部分が多くあるが、実はそのひとつひとつに数学や化学がかかわっていることが改めてわかった作品だった。
無駄に圧が強い…
アオアシの阿久津もだけど、朝倉もパワハラがちょっと酷過ぎるかな……。
いくらサッカーや料理ができても、この二人は将来訴えられたり炎上したり刺されたりする未来がしっくりくる。
最後のセリフバツ(個人的に)
人類の味覚を支配するとかの方がよりリアルだし知的だと思う。最後のセリフは自分が作ったハンバーグが自分に向かって「お前に挑む」と言っているかの様だ。ハンバーグがそんなこと言っても口の中に入れてほおばり消滅させるでしょう?
試し読み版の範囲だけではまだ、数学をどう料理に生かしていくことになるのかわからなくて、興味がわいてきます。主人公、白紙提出したけれども、わからなかったからっていうのとは違うみたいなので、その理由も気になります。