あらすじ
優秀なアルファのみが通う学園の2トップ、上代と瀬名。ある日、セフレを抱いている瀬名を目撃した上代が、彼の強烈なフェロモンにあてられ、発情してしまう。アルファの自分がなぜ、と熱を孕んだ体を持て余し苦悩する上代。そんな上代に瀬名は抗いがたい誘いをかける……！ 奥田 枠が描く、ヒートから始まるデュエルオメガバース！
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Posted by ブクログ
完璧なアルファのふりをしたオメガが、陰ではアルファに抱かれているというのが、最高に性癖に刺さりました！！
このオメガがとにかく気が強くて、アルファに何度抱かれても最後までオメガの本能に負けたくないと反抗する姿がすごく良かったです。
体だけでなく心まで屈服させようとするアルファは、最初はとても嫌なヤツに見えましたが、徐々に意外な一面が見えてくるとだんだんカッコ良く見えてきて、最後にはスパダリに見えました。
どちらの心理描写もあり、お互いをライバルとして強烈に意識しながらも、相手に惹かれてしまう過程がとても良かったです。
受け攻めともに(特に受けのオメガが)、内面も外見も男らしいのも好みでした。
最後の描き下ろし(7年後の話)は悶えました。
全体的にエロ多めで、紙は修正がゆるいのでかなりリアルなものを拝めました。
出版社ペーパーはエロ、アニメイトリーフレットはラブラブで良かったです。
アルファとオメガの性とは
今まで多数のオメガバース作品を読んで来ましたが、今作は特に面白かったです。
他の作品よりも、オメガ性の人物が気高く描かれていて、個人的には紫苑くんが印象的でした。
対象的に、圧倒的なアルファ性を全面に感じさせる瀬名の叔父の怖い位の色気にも魅力を感じてしまいました。
作品のつづきが楽しみです。
殺伐
最初かなり殺伐とした雰囲気です
でも、少しずつ心を通わせていく過程が描かれていて、とても楽しめました
攻めが受けを信頼していて、最後のエピローグも良かったです
オメガバースでありながら、対等な感じが良かったです。
ほんとレビューの通りすごいエロで攻めてますね。学校の保険の先生がラットに対応するって。
上代くんも瀬名君もすごくカッコいいし。最初は性欲の発散と思いきや純愛でしたね。瀬名君の方がベタ惚れ。ハッピーエンドで良かった。
最初から最後までギャグコマほぼなく一貫してシリアス。理性で本能に必死に抗う上代が痛々しくて可哀想になる。上代の凛とした雰囲気が良い。一方の瀬名は最初ゲスいが最後はスパダリに。
α学校生の性処理を職務としているΩ保険医の設定やα本能を剥き出しにする胸糞悪いゲス叔父がストーリーを面白くしている要素なのかも。
エロシーンは沢山あるけれど、電子は修正で真っ白、形も大きさもわからないのでエロさは私は感じなかった。粘度高めの汁だく、Ωは最中ほぼ半ヨダレ。
7年後のエピソードがとても良かった。瀬名の「愛が止まらねえな」にキュンとしつつも、あれ？wink ？と思ったあなたは同世代(笑)
Posted by ブクログ
ドロドロエロ。Ωを隠してαとしてα専用の学校に通う受け。攻めの社会的に決められた番のΩに片想いしている受けは、攻めを目の敵にしていたが、Ωだとばれてしまう。理屈どうこうより本能的で、攻めが自分の番のΩに嫉妬している様は萌えました。
どのキャラより生徒の性欲処理係なる保険医がいる設定が闇すぎる…。
Ω性にぶつけられる理不尽さやその存在の切なさが、力強く伝わってくる作品です。
荒削りなようで、言葉のチョイスは繊細で様々に考えさせられます。哲学的な問いを読者へ振ってくるようでもあり、えちちシーンすらもえろいんだけどただのえろには見えませんでした。とても佳かったです。
対等なのがいい
初めて作家さん。
オメガバーズものってどうしてもΩがビッチだったりが多いけどこの作品はそうではなかったのが良かった。
やっぱり愛は葛藤とかがないと生まれない。
エロくてハッピーエンドで続編があったら読みたい作品。
アルファであるはずの礼が実はオメガだったと知ってからの葛藤がすごく良かった！その礼に対して悠二もまた彼なりに礼のことを想い礼のことを抱くのがグッとくる！
