あらすじ
ウリセン小悪魔が、最愛の恋人になるまで。肉感エロと骨太ストーリーの描き手・春之が贈る、童貞卒業ラブストーリー。
恋愛経験ゼロの童貞オタクが、セックス依存症のウリセンと付き合ったら――。琢馬(童貞)は、赤髪の若者・将太をウリセンと知らず家に上げた。その晩、将太の舌ピアスが裏スジを這う濃密なフェラでやすやすとフェラ童貞を奪われてしまった琢馬。とんだ悪魔を拾ってしまった…!!と思いきや、客に乱暴されて震えながら泣く将太の姿を見て、琢馬は将太を守りたいという思いが込み上げる。付き合い始めた2人だが、初セックスまでの道は寸止めの連続…!待ってろ将太、今日こそ童貞喪失キメてやる――!
真面目なサラリーマン・琢馬(童貞)は、電車で同じ車両に乗り合わせた赤毛・ボディピ・タトゥーの青年・将太に絡まれ、自宅にまで乗り込まれてしまいます。そしてウリセンをやっていたという彼に、「親切にしてくれたお礼にヌいてあげる」と口でイかされた上に、そのまま家に居着かれてしまい……。
中学校卒業後に働きながら専門学校に入って、卒業後は美容師をやりながらも生活費を得るためにウリセンを続けていた将太。ぶっ壊れた貞操観念を持つ彼は、琢馬にとってまさに「悪魔」のような存在です。
しかし、好きでもない相手と体を重ねても虚しいだけと豪語する堅物な琢馬が、将太と寝ることを拒み、セフレでも友人でも恋人でもない不思議な関係を続けるうちに将太に変化が。体を重ねることでしか人から必要とされないと考えていた彼が、琢馬の誠実さに触れるうちに、本来の素直で努力家な一面を取り戻していくのです。あの最悪な出会いからこんな風に2人の関係が育っていき、将太に振り回されてわたわたしていた琢馬がこんなスパダリ(内面)になるなんて、もう涙腺大崩壊不可避です!
デビュー作『エレベーター・ストラテジー』(祥伝社)では、オフィスラブの萌え要素を全て集めたエロで読者を滾らせた春之先生。本作では、エロに人間ドラマが加わった、萌えて泣ける最強のBL作品を生み出してくださりました。あとがきで先生が語っているように、これぞ「魂のBL」です。
感情タグBEST3
匿名
すごく良いお話だった。おもしろかった。
初め文字が多くて読み進めるのがへこたれそうになったけど(笑)
読み進めるうちにもうどんどん夢中になっていた。
将太がたくまの実家を継いだ事や、将太のお姉さんがいかに将太を大事に面倒を見てくれていたのかとか、そういったことが2人の幸せをより濃くしていくのだと感じました。
攻めが最初はモサいオタクだったのがだんだんかっこよくなって受けのことを大切にしていく感じがいいですね
受けの子は苦労人で多分お姉さん以外からは愛されたことなかったんだろうなぁ
最初はメンヘラ大丈夫?と思ったけど攻めから愛されて最後は幸せそうで良かった!
続き見たいなぁ
タイトルオシャレ〜とか思って読んでみて、まず絵がだいぶ好きでした!
受け攻めどっちも人間味があるっていうか、受け受けし過ぎず、攻め攻めし過ぎずって感じなのが良かった
素敵なふたり
最初は、お人好し過ぎる琢馬君が将太君に振り回されっぱなしで心配だったけど、お互いが支え合って大事に思い合えて幸せになれてとても良かったです。将太君の可愛さと、琢馬君の溺愛っぷりをもっと沢山見ていたいと思う一冊でした。
みんな幸せ♪
タイトルからどんなストーリーかな?と思って読んだらめっちゃ良かった! オタク攻めでヘタレかな?!と思いきやイカすじゃんww受けもただのビッチではなくちゃんとしてたし、でてくる人みんな良い人達で読んでて心から良かったね~(涙)と思える一冊でした♪
値引き価格で買えてめちゃお得でしたー♪
絶対合わなそうと思う2人がお互い好きになって結ばれるっていうのはすごく見ていてほのぼのする〜!絵も甘い感じじゃなくすっきりしていたのでよかった
エロくて受が素直で可愛くて、攻が一生懸命で優しくて癒されました。でもお姉ちゃんがなんであんなところにあんなタトゥーをお守りで入れたのかモヤモヤして★4にしました。。
小悪魔だった
カッパーレッドって色の名前だったんですねぇ。
将太の髪の色だったんだ。
将太は琢馬を振り回すかわいらしい小悪魔的な感じでした。
将太は誰かにちゃんと愛されたことがなかったから、
人を「好き」になるとか「愛」するということがわからなかった。
琢馬と出会えて人を愛することを知った将太がかわいかった。
ビッチ受けかと思ったけど…
攻めが受けに振り回される系かと思ってましたが、攻めが童貞なおかげか?早い段階で惹かれあっててよかったです(笑)
テンポよく暗くなりすぎずに楽しく読めました。
Posted by ブクログ
一冊丸々表題。童貞でオタクの攻めがワケありでウリしている受けと恋仲になるまで。受けの過去(親)については詳細なかったけど不幸だった受けが幸せになる話はやっぱりいーね。
掘り下げないのがちょうどいい
受けの暗い過去を掘り下げ過ぎると重くなりそうだから1冊完結ならこれくらいがいいのかな。でも魂のBLというには浅い気もする…。テンポもいいしギャグセンスもあっておもしろかったけど読み返すかどうかは微妙。
きっかけがきっかけだけに。
何故?どうして?ってどうしても思っちゃう。
ちょろいっていうか…。なんだろう。
でも…なんかこの展開ってよくあると言えばよくある感じかなとも。