あらすじ
財界のプリンス・貴臣の愛を受けながら、女子大生の結花は将来のために就職活動を始める。彼のことは好きだけど、きっと捨てられる時が来るはず。そんな不安をかき消すように一途な愛を捧げられ、さらに心は揺れる。濃厚な甘いキスや執拗な愛撫で何度も絶頂を味わい、渡されたのは燦然と七色に光り輝くダイヤモンドの婚約指輪!!「愛している。卒業したら私と結婚しなさい」
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母親登場
前作で登場した父親に続き、結花の母親が登場しました。
父親の後妻は非常に胸くそ悪い女性ですが、めでたく貴臣さんの母親にざまぁされスッキリしました。
父親は自業自得とはいえ少し気の毒にも感じました。2人の間に生まれた子が、何の罪もないだけに可哀想です。
母親は貴臣さんの母親(!)に救われる展開になりホッとしました。結花の気持ちもわかるのですが、不幸のどん底にいて後悔している母親がこれ以上不幸にならずに良かったです。
今作もストーリー展開が素晴らしく事件も起こりますが、どんどんハイスペックになる結花の就活シーンはワクワクしました。
いや〜久世家こわい、貴臣だけじゃなくてみなさんこわい、敵に回したくない笑
3巻終わりから夢を見るだけじゃない現実的な展開になって、ダークな部分も出てきて読み応えあり。
初めはムカつくくらい完璧で偉そうな貴臣がどんどん冷静さをなくしていくのが面白い、両思いなのにすれ違う理由も納得できます。あと2冊も楽しみです。
匿名
色んなドキドキ
4巻は甘いだけでなく心痛くなる色んなシーンもある盛りだくさんの巻です。
結花の母親、貴臣さんの親友、そして最悪の屑と、目白押しです。
母親については貴臣さんママに救われてたけど、父親より罪深いと思うので救済する必要あるかなーといつも思っちゃう。
貴臣さんの親友、御影さん大好きです。
他作家さんの作品に出てくるお2人とのことなのですが、気になって探してそちらも読みました。
御影さんが奥様を落とす(捕獲する?)お話もとっても素敵なので、オペラ座好きな方なら絶対に好きだと思うので読んでほしい。
そして最悪の屑については、Web作には貴臣さんによるむっちゃ壮絶なる仕置きが載ってますので、ダークOKな方はぜひ読んでほしい。
4巻最後の貴臣さんの言葉、結花のためなら…が壮絶に実行されたお話なので、あの言葉の重みがズシリと感じられます。