【感想・ネタバレ】福の神 大江戸閻魔帳(六)のレビュー

あらすじ

元浜町の閻魔長屋に住み、戯作者閻魔堂赤鬼の顔も持つ、南町奉行所も頼りにする青山麟太郎のもとに舞い込む四つの事件。

第一話 御贔屓
麟太郎の筆名に似せた閻魔堂青鬼という者が旗本屋敷の御家騒動を実名で描いた絵草紙を出し、騒動に。作者と疑われた麟太郎は、青鬼の正体をつきとめようとするが。

第二話 権兵衛
閻魔長屋の大工の女房おゆきが必死に閻魔堂に願をかけている。昔の悪い仲間に脅されているのか、もう五日も旦那が帰ってないという。おゆきを影のように護る謎の浪人、権兵衛とは。

第三話 福の神
閻魔堂の中で熱を出し倒れていた老人彦六を助けて以来、麟太郎は金が次々と舞い込み、ツキに恵まれた。いかにも貧乏神のような彦六は、麟太郎にとって福の神に思えたが。

第四話 御隠居
絵草紙が書けない麟太郎に、呉服屋の御隠居のお守りの仕事が。御隠居は老女で、片平祐馬という名の、二十年前、御家取り潰しに遭った御家人の倅の行方を捜していた。

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心が和む

あいも変わらず、親切なのかお節介なのか、あちこちの事件に首を突っ込んでは、忙しくしている麟太郎と、それを、陰ながら助けてやる?協力して解決している?御奉行、同心、岡っ引き、子分の皆が、心優しいのが良い。読んでいて、心が和む。

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2023年12月14日

Posted by ブクログ

独特な文章構成。藤井氏が元々脚本家だと知り納得しました。淡々と話が進行、自ら演出入れたくなりました(笑)

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2022年04月08日

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