【感想・ネタバレ】罰当り 大江戸閻魔帳(五)のレビュー

あらすじ

長屋の誰もが寝静まる頃、閻魔堂に忍び寄る二つの影あり。
戯作者麟太郎、盗人を救う!?

人気書下ろしシリーズ最新刊!

夜更けの閻魔堂に忍び込み、何かを隠す喜十と房吉。そこを後にした彼らは追手に襲われるも、命からがら逃げおおせ……。全てを目撃した戯作者の青山麟太郎は追手を尾行、ある商人宿へ辿り着く。宿の馴染みの行商人が二人を狙う理由とは。麟太郎が二人の素性を探るうち、事態は思わぬ方向へ。

<第五巻の読みどころ>
第一話 奴凧
お蔦の依頼で旗本の次男を捜す麟太郎。堅物の若様が消えた理由とは?

第二話 隣の女
閻魔堂近くに越してきた粋な年増。女の周りには怪しげな男たちあり。

第三話 宝引き
大金が当たるくじで話題の清雲寺。信者を増やす住職に怪しげな噂が!?

第四話 罰当り
閻魔堂に何かを隠す二人組。男らが追手から守ったのは意外な物だった。

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ネタバレ 購入済み

心が和む

あっちこっち、頭を突っ込みながら、戯作の種が拾ったり、人助けをしたり、ひょうひょうと生きている。麟太郎の生き様に、心が和む。

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

南町奉行根岸の隠された孫、青山麟太郎は、売れない戯作者。
蔦屋の2代目お蔦にはっぱをかけられる日々。
身近にあった不思議な話や、妙に色っぽい年増の隣人に。
興味を持ち、何か戯作の題材にならないかと探る日々。

根岸は孫可愛さに、内与力に動向を探らせるが。

今で言う柔道のもと、体術に長ける麟太郎の活躍。
素直で快活な人に好かれる倫太郎の人柄も魅力。

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2021年08月07日

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