【感想・ネタバレ】エコー・パーク(上)のレビュー

あらすじ

ロサンジェルスのエコー・パーク地区で、女性2人のバラバラ死体を車に乗せていた男が逮捕された。容疑者は司法取引を申し出て、死刑免除を条件に過去9件の殺人も自供するという。男の口から語られるおぞましき犯罪。その中に未解決事件班のボッシュが長年追い続ける、若い女性の失踪事件も含まれていた。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久々にボッシュと再会。さすがに下巻にシリーズ作品の略歴が書いてあって読みやすい。ただ残念ながらレイチェルとの前回のラストを覚えていない…
今回は陰惨な事件ながら捜査をする前に犯人が捕まっていて、その自供から連続殺人事件が発覚。過去のボッシュの事件と交差するが、犯人の自供の真偽が問われる、という変わった内容。この犯人はスケープゴートで共犯がいるような気がするが。
ラストで犯人は脱走、ギズが撃たれるという展開。しかし今回はレイチェルと復縁し、少しはボッシュの魂も救われているが…。
とにかく文章がうまく、一行一行に味がある。訳者は同じだけど、時々古めかしい表現が鼻につく。「得心する」とか使わないだろう?

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2014年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

期待を違わぬボッシュシリーズ。
アマプラで観た物語とダブっているが関係なく新鮮に読める。ボッシュのプライドと使命感、それが個人的に暴走しそうになるが踏みとどまる。
また気まずく別れた女にも捜査の為には連絡を躊躇わなくて、しかもヨリを戻す図太い神経、さすがだぜボッシュ!
上巻では犯人にしてやられたけど、下巻が楽しみだ!

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2019年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズも随分読み込んできたので、
元相棒のいとこが気を利かせてくれたことがきっかけになったり、
尾行した相手の立ち回り先が都合が良すぎたりするのが、
ちょっと気になる。

黒幕が自分の愛するものを守るために、
自白するのもちょっとナイーブ過ぎる気がするし。

(下巻へ続く)

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2015年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

職務質問により偶然にも住宅街で捕まえられた殺人者。
過去の殺人に関する自供をえさに司法取引を持ちかける。

ただでは終わるわけがないと匂わせながらも、ようやくことが起きるまで300ページ。引っ張りすぎと言えばそうなのだが、犯人への謎・不気味さを増幅させつつ、緊迫感を維持しながらここまで粘らせることの筆力には感心。

ボッシュが入れ込んでいた事件との関わりも結局どこに落ち着くのか見えそうで見えてこないし、非常に先が気になる。

■このミス2011海外6位

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2011年02月10日

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