あらすじ
さまざまな困難を乗り越え、ついに結婚までたどり着いたつぐみと樹。仕事も家庭も順調で幸せな生活を送っていたが、「子供について」考える時を迎える。樹と子供を作るとしたら、再び新しい困難が待ち受けている。「二人だけの生活に不満はない。だけど…」悩みながらも二人の出した結論は？ 障害と向き合うピュアラブストーリー、新局面に突入！
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作りごとや、綺麗事じゃない
ふつうは漫画だと、すんなり赤ちゃんが出来て、そのまま出産まで進むモノなんだろうけど、このお話には、そう言ったわざとらしい、白々しいものがない。
読んでいて、なるほどと思わせられることばかり。
さらなる困難
自分の状況と置き換えて、結婚後の不妊治療というフェイズをリアルに伝えてくれた。だめなものはだめだったけど、その過程の中で自分のだめなところを見せたりぶつかり合ったり、すり減らしたり、気遣ったりして、二人はそうやって関係を続けていけるんだと思う。特別養子縁組という新たな選択について考え始めるて、これから親子になれるのか、どんな子が来るのか、やはり嬉しいばかりのことではないけれど、二人ならやっていける気がする。夫婦の形、女性男性、個々の気持ちの形をつぶさに伝えてくれる巻だった。
血の繋がりなんて関係ない
この漫画を見る前にTikTokで同じような投稿をしていた方がいました。
内容は旦那さんとお子さんが毎回同じ寝相ということです。そしてその投稿した言葉が「血の繋がりって思ったより大したことないね」でした。
大事なのは血の繋がりではなく過ごしてきた日々ですね
選択肢は一つではない
結婚しました幸せに暮らしました、めでたしめでたしではないのが現実ですね。
望んでみた夫婦の子供が望めない、これは残念な事ではありますが幸せになるには色々な方法がある、という事を示唆している展開だと思いました。
健常者と障碍者が恋愛を経て結婚。子供が欲しいと願うのはごく自然な流れ。人工妊娠を試みますが、上手くいかず…。
健常者同士でも不妊はあります。心も体も疲れるのは女性。考えさせられました。
二人は別の方法で授かる事を考え始めます。
こちらの方が現実的かなと思いました。
