あらすじ
のべ4000人の元軍人らに取材を重ねてきた保阪正康氏が、昭和を代表する人物のエピソードを通じて昭和の闇=語られざる真実を語るシリーズ第2弾。本書では、田中角栄・三島由紀夫・後藤田正晴・橘孝三郎・近衛文麿・伊藤昌哉・野村吉三郎を取り上げる。
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Posted by ブクログ
私にとっての昭和史は、子どもの頃の「記憶」と大人になってからの「知識」が交錯しています。
子どもの時に見聞きした事件や人物について
「もっと知りたい」
「詳しく知りたい」
「本当のところはどうだったんだろう」
「どんな意図があったのだろう」
と感じると、すごく興味を持ちます。
本書は、興味のある人については面白かったです。
野村吉三郎の章では、電報遅延の内幕になるほどと思いました。
田中角栄は、子どもでも印象強い人物で、興味深く読むことができました。
本書で最も面白かったのは、伊藤昌哉氏。
「自民党戦国史(上)(下)」
「池田勇人とその時代」
「自民党「孫子」―孫子理論による政治力学の解明」
を読んでみたいと思いました。