あらすじ
愛。裏切り。絶望。――いつも大人の恋は、不条理だ。35歳の爽(さやか)は、結婚して10年経つ夫とふたり暮らし。子供が欲しいと思っているが、夫の一真(かずま)には拒否されてしまう。そんな一真は、じつは爽の友人である瑠衣(るい)と不倫をしているのだった――! 再会した元彼へときめきながらも、夫を大事に思う爽だったが、ついに不倫現場を目撃してしまう。豹変し本性を現した瑠衣に侮辱を受けた爽の反撃とは――!
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この世で一番脆いもの
感情を基盤にする信頼や信用は、常に更新していないと、ちょっとした勘違いやすれ違いで崩れたり消えていくもの。特に愛情はこの世で一番脆いものだと思う。この物語は登場人物の過去からつながる感情の積み重ねを丁寧に描いているから、読者にもそれが共有できるのだと思う。この物語で救いがあるのかどうか、今後の展開がとても気になるところ…。
裏切り者
ほかにも裏切り者いるのかよ、だれ……って思ってたら最後にちゃんと誰なのか明かしてくれた、でもいつから？なんで？そもそも黒幕はるいじゃなかったりするの？
ドロドロだぁ…。絵があまり好みじゃないし読んでいても幸せな気分になれないのは分かっていても気になってついつい読んでしまいました。この巻でではじめてカズくん側の事情がわかったけど、だからと言って不倫は肯定できない。というかバツイチ子持ちを知らずに結婚するとか…。でもあの親友(名前忘れた)みたいに結婚式当日、当日じゃなくても直前とかにその事実を知ってしまった場合、自分も伝えられるかと言われたらわからないな…。
夫側の過去とか
とはいえ、女癖の悪さ等、どの辺が由来なのでしょうかね。本人の生来のものなのか。
親の世代の母親が概ね忍従している姿が多いのも特徴というか、日本のフツーの家庭だったんでしょうか。自称保守派の言うところの伝統的な家族というものの正体でしょうし。
子持ちで見合い結婚して、それを全て捨てても、また似たような過ちを繰り返すものかも知れません。
作品の完成度はかなり高いですし、読者に刺さる内容になっているのは間違いないんですが、続きを読むかというと、どうかな、ではありました。
新事実
一真に新事実。父親への反発と、それがゆえに子に愛情がもてない未熟さと、母のことと。
親との折り合いが悪い同士、というところがマズかった。会社にも敵がいる・・・。
匿名
こう言うの
好きな人が勝手に「友達が私の男狙ってる！」妄想に取り憑かれるのかな
いや、元友達に「狙っても無駄だから」宣言された事があって
私はお相手の男に会ったこともないし、興味もないし、好みで話もない
怖くなって友達辞めました
シリーズ作品レビュー
