【感想・ネタバレ】日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業のレビュー

あらすじ

本書は、2020年の東京オリンピック以降の日本経済や国民生活がどうなっているのかについて、日本の企業や雇用、賃金にスポットをあてながら、冷静に述べたものです。2020年前後から世界経済の大きな流れが変わるなか、少子高齢化が世界でいち早く進む日本は、ITやAIといった技術革新によって本当に国民生活を豊かにできるのか――。経済の常識がはらんだ根本的な誤りも含めて説明していきたいと思います。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・アメリカ人の借金総額はリーマンショック時を超えて過去最高水準。
・過去最低水準の低金利が要因となり借入が増加。但し、金利が上昇すると、延滞率増加→消費減少→景気低迷となる可能性高い。

・日本経済停滞の主因は少子高齢化。長年にわたり少子化問題の解決を先送りしてきたツケが回ってきている。
・毎年40万人の人口減少有。これは品川区の人口に匹敵。

・第4次産業革命=AIを備えた自動化工場がが業種を超えてネットワーク化され、国家として立地競争力を張り合う時代。

・AIやロボットによる効率化は世界的に失業者を増加傾向に転じさせた上で、格差をいっそう助長する主因になる可能性が高い。

・社会保険料増加により可処分所得減少。円安による輸入品価格増加により実質賃金下落。

・地方創生、人口減少に向けた解決策=大企業における本社機能の分散。(コマツの事例)

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2018年06月24日

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