あらすじ
その少年は、15歳にして悪徳の限りを尽くした。傷つけ、犯し、奪い尽くした……。半年間の失踪を経て、記憶の全てを失ってしまった高校生、斎藤悠介。記憶喪失なりに平穏だった日常は、ある日、突然、破られた。次々に現れる過去を知る者、復讐者たち。覚えのない咎で断罪される瞬間、死肉に突きたてた刃の、幻を見た。━━さて。俺が殺したのは、どこの誰だ? 謎と暴力の記憶喪失サスペンス!
街中に広まった過去の罪が、平穏を蝕んでいく。豹変する住民。暴走する正義。理不尽な迫害。それでも自らの罪と向き合い続けた斎藤悠介。岡崎 菫が語る最後の記録は、一つの問いを残して締めくくられる。“本当の悪魔とは、一体誰だったのか……。” これは、悪魔と呼ばれた男の、罪と罰の物語──。現代をえぐる最先端サスペンス、慟哭の最終巻!
感情タグBEST3
ほんとに鳥肌が立見直しました
結末がほんとに好きで
最後は泣けました
ほんとにこっちもゆうすけの本性を見抜けなくて
読む度に最後の結末がしっくりきて
でもやっぱりどこか寂しげがあり
鳥肌が立って泣きました
ほんとに最高の作品です!!
ほんとにアニメ化して欲しいと願ってもいます
Posted by ブクログ
ユースケの善行もむなしく、またもや悪い噂が広まり正義という名の石を浴びせてくるのだった
嫌がらせのほとんどは直接悪さも何もされてない人たちからのものだった
いよいよ居場所がなくなり、街から出ていこうとするユースケ
このままだと死んでしまうと確信した椿は、ユースケを受け止めるという意思をその身をもってあらわす
そのときにできたのがスミレである
時は戻り現代、緑の絵の展覧会
笑顔のユースケの絵を見せる
被害者たちはあんなのはユースケではないといい、一ノ瀬は涙をする
罪とはなにか、罰とはなにか
まさに悪魔。。。
このマンガの主人公はユースケ??
ユースケはずっと悪魔…
これは現代社会でも同じで一度過ちをおかした人間どんなに善行をしても周りが許さない…
面白い
罪を憎んで人を憎まず……
この言葉、実際自分がその立場に立ったときどうなるのか?周りに感化されるのか?それとも、自分を貫くのか。
現代のメディアの表現問題提起している様な漫画です。
最後の最後でタイトル回収
最後まで読んでよかった!正直、途中で読み続けるのを諦めかけてたモノデスカラ。
読後感が良い。何というか、じわーっと残るものがあります。また、色々と考えさせられました。
タイトルの「君」とか「僕ら」が誰を指すのか、ホント、分からなかったのですよね。それが、最後の最後で納得。
あと、電子版限定か分かりませんが、巻末に訳のワカラン作品の1話目が抱き合わせで掲載されていました。「君が僕らを…」の読者必見とのことでしたが、これが完全な蛇足。作品の方向性が全然違うし。「君が僕らを…」を読み終わった余韻が吹き飛んでしまうので、止めて欲しかった。。。