あらすじ
西暦202X年。世界中で爆発的な人気を誇る公道レースが、日本に存在した。レースの名は「MFG」。
カナタにとっての最終戦となる第5戦「熱海ゴースト」の決勝!
MFGのレギュレーションの真意が、解説・高橋啓介によって明らかにされてゆく‥‥!
激しい首位攻防戦! その最中、カナタに最大のピンチが訪れる‥‥!
カナタの前に立ちはだかる最大の試練。TVアニメ3nd Season 制作決定!!
『頭文字D』に続く新公道最速伝説、第22巻! もう一度、86でアツくなろう!
感情タグBEST3
ぬぁ
まさかの、此処で?!
テイラー、悪くない。果敢に攻めて、クラッシュ。
それでも自力でリカバリーを試み、自走出来る処まで
持って行った。結果、周回遅れになってしまったが…
其れがレーサーの心意気だろう。
Posted by ブクログ
MF GHOST SUPER EUROBEATを聴きながらの文字通りの拝読。
至福の時間でした。
大好きな作品の最新刊を読む楽しみをありがとうございましたという気持ちでした。
圧倒的なドラテクを持ちながら、速さへの分析、追求を止めない片桐夏向。
素人読者の傍目には藤原拓海の高橋涼介戦のラストが思い起こされました。
あの高橋啓介をアッと言わせる展開のアツさ。
最早シーズン序盤の心持ちと180度変化した沢渡光輝。カナタを天才と認め勝負にすべて懸ける彼はやはり推しです。
根性の諸星瀬名の5コーナーサイドバイサイド。
どこまでも上を目指す何でも食らって成長し続ける北原望。
テイラーの再び燃やしたチャレンジャー精神にもアガり、その挑戦を認めた発言をする解説の啓介。
改めて身近な公道が全世界を熱狂させるレースの舞台というのもやはりアガります。
最高のレーサーを信じて果敢に挑む桜野舞。
速さの為ならプライドや疑心よりも飛び込んでみるカナタライン一連の場面。
ベッケンバウワーの中に産まれた強い執着と、憑き物が落ちてライバル達の速さを認める成長。
前園の「そこにエビデンスはあるのかあ」には大地真央さんの「そこに愛はあるんかあ」が浮かんだ。
そして最後の、、。
最高でした。
最終巻が楽しみ過ぎます。