【感想・ネタバレ】新装版 殺戮にいたる病のレビュー

あらすじ

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

元刑事の樋口
シリアルキラーの蒲生稔
蒲生稔の親族である雅子

三者の視点で語られる物語

樋口は世話になった人を殺され
稔は死体にしか興奮しない性癖を持ち
雅子は家族(息子)がシリアルキラーではないか?と疑う

ラスト一文で全て覆されるどんでん返し

雅子の息子は蒲生真一という名前で
稔は雅子の夫

息子がシリアルキラーだと思い込む雅子の視点が
読み手を誘導し、最後に引っ掛けていく。

0
2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の1ページは絶対に読まないほうがいい!圧巻の叙述トリックで、ひっくり返った。

改めて読み返してみると、雅子が稔さんって呼ぶのも、休講にしてもいいんだっていうのも、何気にお金があるなーって思ってたのも、目撃情報が30代なのも、、、、色々あるけどもうゾッとする。
これは2回読むの必須って感じ。
高に面白かった。

0
2025年12月02日

ネタバレ 購入済み

だまされた

最後の最後に、判明するトリックに驚き。
仕掛けを感じさせない展開で、素直に読み進めていたら
最後に、ドッキリを食らってしまった。

#ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

0
2023年09月14日

ネタバレ 購入済み

傑作

叙述トリックの代表として名高い作品。
今読んでもその作りの見事さは十分楽しめるが、実際の殺人事件をモチーフに書かれ、
その事件からそんなに時間の経っていないころに書かれているので、当時読んだ人たちには
また違った感想と驚きがあっただろうと思われる。

0
2023年03月29日

ネタバレ 購入済み

騙された

叙述トリック有と知って読んだけれど気づけなかった。
確かに違和感はあったけど、有り得る範囲に収まっていたと思う。
大学生がおじさん呼ばわりされるのも、
若い子が成人をおじさんおばさんと言っているのをテレビとかで見たことがあって、なんとなく納得してしまっていた。
息子はホントにいい子だったんだろうなと思うと悲しい。息子視点も読んでみたかった。

#ダーク

0
2022年12月13日

ネタバレ 購入済み

読み終えた後、考えることが多い

たとえば結婚前から結婚後までずっと親と同居してると、そうではない家庭に比べて自分自身がずっと子供のままで、親となっても自覚が弱いってのは聞いたことがある。また、学校の先生ってのは、学生が学校を卒業したあとにすぐ学校で働くから、いわゆる学校外での社会経験が乏しいってのもたまに聞く。
もちろんどちらも背景によって大なり小なりあるんだろうけど。

読み終えたあとはそんなことばかり考えてしまいました。パっと終わるからなんか自分の感覚とすり合わせて補完したくなる。

#深い #怖い #ダーク

0
2022年08月17日

ネタバレ 購入済み

何故…何故なのか

ぶっちゃけ描写は想像できたんです。。
それなのに…それなのに…

おい!!!!!ってなるww

#切ない #怖い

0
2021年09月30日

匿名

ネタバレ 購入済み

叙述トリックの最高峰

恥ずかしながらミステリー初心者の私は、「叙述トリックって何?」という無知さでこの本を読んだ。
しかし最後の一行を読んで、叙述トリックとはこういうものか…と知らされた。
最後の一行で今までの内容全部がひっくり返って、「え!?なに!?どういうこと!?」と大パニックになった。
こんなに心臓がドキドキした小説は初めてだった。
言われてみれば違和感は所々にあったが、その違和感なんて些細なことと思うほどの、残酷で異常な描写に騙されていた。

#ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

1
2024年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

叙述トリック物は初めて見たが、面白かった。
叙述トリックものと知らずに読んだので、途中まで好みの感じではないと思っていたが、最終場面で?が連発した途端にゾクゾク感が段階的に増してきて、最後の文章で全てが繋がる感覚がとても心地よかった。

0
2025年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最高に最悪な気分になる小説だった、父子を誤認させる叙述トリックとても面白かったです、最後の朝刊の部分で頭が?だらけになりました。

あと43歳で大学生に見えるのかと思いましたがオーイシ○サヨシさんの顔で考えたらスっと入りました

0
2025年11月16日

匿名

ネタバレ 購入済み

気づけなくて悔しい

かなり注意深く読んでいたが、「稔の年齢が結構上...?でも大学生の妹と年子だから違うか...?」止まりで真相には気づけなかった。
グロ描写がキツいけどミステリー好きには薦めたい一冊。

#ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

0
2024年06月11日

ネタバレ 購入済み

騙されました!

ラストまでずっと騙されてました。
ラストを読んで、もう一度最初から犯人を分かった上で読み返したくなりました。

#ダーク

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2021年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんでん返し系

殺人鬼、殺人鬼の嫁、元刑事の視点で展開していく物語

ずっと息子が連続猟奇殺人鬼だと思わせられていたが、実は父親が犯人だった時は驚いた

0
2025年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後のどんでん返しに呆然としてしまった。とんでもない叙述トリックを見たという読後感。
犯人側視点と捜索側視点、それに加え犯人の家族視点が並行して進んでいく。犯人の殺害描写や殺害理由などがあまりに凄惨で生々しいため、読者側の私としては犯人が分かっている分、捜索側に早く真相にたどり着いてくれ、正直もう読み進めたくないという気持ちで読んでしまう。複数視点同時進行形式なので、他のミステリに比べ謎が少なく、中盤まではただただ犯人の気持ち悪さに不快な気持ちになっていただけだったが、最後に読者が完全に騙されていたことが分かった時にこの作品の真骨頂を感じた。

0
2025年11月08日

ネタバレ 購入済み

軽くて読みやすい買ってよかった

レビューでよく見かけるエログロではなかったです
殺人シーンの描写が詳細なので、そう感じる方もいるのかな?
全然あとに引きずるような気持ち悪い描写は無いと思いました。
期待していたような読み応えはなかったものの、スピード感のある展開で読まされました。


以下ネタバレ



わりと早い段階で息子じゃない人の目線だなって気付かせる会話がありましたので、おや?となりました。
(休講のくだりです)
が、それならこれはどういうこと?という疑問符がついたまま読み進めることになり、最後で全ての疑問が解消されスッキリします。
2周目ではああ!ここはなるほどそういうことね!とさらに楽しめました。
風呂場の鏡に映った「愛する彼女」が誰のことだったのか、など稔の闇にさらに触れられて、再度作品を楽しめました。

#スカッとする

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2024年09月21日

ネタバレ 購入済み

おいおいおい苦笑

この方はもう少し上質なストーリーテラーかと思っていました世。

やたらと屍姦だったり、性器切り取りだったりのグロい描写があるのは必然性があるなら良いとして、これが叙述トリックなんて叙述トリックに失礼!!
本当に失礼!!
率直な感想は「なんじゃこりゃ苦笑」でしたよ笑

#笑える

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2023年07月08日

ネタバレ 購入済み

本格ミステリ好きとしては

あくまで個人の感想。ジャンル的にミステリーとなっていたので購読。途中で叙述トリックに気づいてからは、ただただ、それぞれの人物の行動を読むだけ。ラストの山場?もなんとなく想像できたし、1つの叙述トリックだけで他には何もない。これはミステリーでも、ホラーでもない。

0
2020年06月16日

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