あらすじ
『バジリスク ~甲賀忍法帖~』で、甲賀と伊賀の忍たちが徳川家の世継ぎ争いのため命を散らしてから十年の月日が流れた……。平穏を取り戻したかに見えた忍たちに、今、新たなる脅威が襲いかかる!! 忍の里の若き棟梁・甲賀八郎と伊賀響に秘められた力「桜花」を狙い、超絶の秘術を操る正体不明の五人組「成尋衆」が現れる。それは十年前の殺戮合戦をも凌ぐ、恐るべき戦いの幕開けだった!!
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甲賀忍法帖のアニメのみを視聴済みで、原作小説や漫画版も読んだ事はありませんでした。
桜花のアニメ版も未視聴です。
初めてこの一巻目を読んでみて、前作を超える迫力満点の展開にびっくりしました。
Posted by ブクログ
原作小説は原案に近い。小説の上巻のエピソードはほとんどカットして、①巻のラストで早くも新・甲賀五宝連(甲賀八郎・根来転寝・甲羅式部・碁石才蔵・蜩七弦)。新・伊賀五花撰(伊賀響・滑婆・現・涙・蓮)にメンバーは交代する。
旧メンバーの全滅シーンは全部描写されてないが、作画者オリジナルエピソードに男同士の大ゴマキスシーンがあるのが、21世紀の傑作忍者漫画である。
Posted by ブクログ
甲賀対伊賀の忍び同士の壮絶な戦いを描いた『バジリスク』。更に、パワーアップして戻って来た。
10数年前、互いに戦いに殉じた甲賀 幻之介、伊賀 朧。
そして、2人の子供に当たる甲賀 八郎、伊賀 瞳。
封印された2人の矛眼術、盾眼術
かたや、忍びの技を自分に返す技、そして一切の技を無効にする技。
それらの技が重なる時、凄まじい『桜花』の技が発動する。そして、その技を狙う強大な力を持つ謎の組織『成尋衆。
想像を上回る激しい戦いが始まる...
Posted by ブクログ
キャラと設定紹介に終始した感じだけど、八郎の帰還で伊賀甲賀勢揃いして、響の口許が微笑するシーンはゾクゾクした。これから物語が動くのだな……
特に見開き大人八郎のここぞのせがわまさき度!
展開が早い所だけは良い
序盤、ラスボス(暫定)が時空を超えて主人公を煽りに来る。
戦闘シーンに台詞や解説の長々とした文章が入る。
等々、甲賀忍法帖とは全くの別物として見た方が良い。