あらすじ
生まれつき文字の読み書きに障害のあるディスレクシアの忍。同じくディスレクシアの遥と出会ったことで、忍の人生は動き始めた。いつも忍を導いてくれる遥だが、彼にも障害に理解のない父がいた――。親子の仲を修復するため、忍は舞台の脚本を書き始める。「障害とはなにか?」を伝える、感動の最終巻!
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すばらしいこの漫画
本当によく調べてたくさん考えて、丁寧に作られた作品だと思います。自分にも発達障害があり、障害って結局何なんだろうと最近グルグル思いますが、その答えへのヒントがこの作品にはたくさん散りばめられていると思います。障害を持つ人の苦労や卑屈さ、その家族の複雑な思いと贖罪、支援者の葛藤、優しさを強要されるしんどさ…。それらを主人公が一つ一つ実体験で見せてくれました。
思わず涙する場面がたくさんありました。色々な立場の人にも勧めたい作品です。
匿名
息子が主人公と同じ障害なのでは、と疑っています。これから大きくなって、差別や偏見、生活の不自由さを乗り越えないといけないのか、と心配になりました。忍や遥のように、自分の居場所を見つけ、幸せを感られる手伝いができたらいいなと思います。
みんな素直で、前向きで、純粋で、暖かい気持ちになれました。私も「結果」が出なくても「努力」をほめてあげなくては。
息子が成長するたび、何度も読み返しては参考にするんだろうなと思います。
良書ありがとうございました。
素敵なお芝居でした
色んな立場のキャラクターが自然に助け合いながら生きていくお芝居のストーリーが素敵でした。遥さんのお父さんにも見て貰えて良かったです。社会の認識が変わっていけばこういう親子のすれ違いも減っていくのだと思いました。