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Posted by ブクログ
なんと、シリーズ第2回であるこの作品ではキリヒトやマツリカはおほか前作の登場人物は誰も出てこない!時系列は前回の続きのようであるが……。それでもやはり面白い、流石高田大介先生。今回は、幼い頃の怪我で障害を得てしまい、上手く話せない鳥飼いのエゴンというキャラが登場する。言葉がギミックとなるこの作品、果ては副題に「烏の伝言」とまで付いているのだから、どんな役割を果たすのか(エゴンは主に烏を伝書鳩のように用いる)とても楽しみだ。
Posted by ブクログ
今回は、とある剛力たちの話。姫を安全な場所までつれていくために近衛と一緒に護衛する。船に乗せなければならないけれど、なかなか告げ口だらけの町では思うように動けず、一旦廓へ。結局廓が一番危ない巣窟で、ほぼ囚われの姫を助け出し逃げなければならない状態に。
エゴンには幸せになってもらいたい。とりあえずみんなと話せるようになってほしいですね。猿が怖すぎて、出てくるんじゃないかとはらはらしながら逃走劇を見てる感じです。下巻ではどううまくまとまるのか楽しみです。