【感想・ネタバレ】光と電磁気 ファラデーとマクスウェルが考えたこと 電場とは何か? 磁場とは何か?のレビュー

あらすじ

電磁気学なくして、相対性理論は生まれなかった! 自然界のすべての力を説明する究極の理論への第一歩、電気と磁気の統一はどのように成し遂げられたのか。貧しく満足な教育を受けられなかったにもかかわらず、天性の実験センスで科学を切り拓いたファラデー。ケンブリッジ大卒のエリートで若くから数学に特別な才能を発揮したマクスウェル。対照的な二人の天才の共演によって、電磁気学が完成される過程をたどる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読んで良かった。

サブタイトルにあるような電場と磁場について学びたくて読みはじめたが、そのための学術本ではなく、ファラデーとマクスウェルを中心とした「科学史」の本であった。

しかし、今まで触れたことのないジャンルだっただけに新鮮な気持ちで読み進めることができ、これから学ぼうとする電磁気学の先人達の経歴や思いを知ることができ、モチベーションが高まった。

マクスウェル方程式ただの数式として捉えるだけでなく、その背景を知ることができたのは、貴重な経験だった。

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2021年06月06日

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