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話の感じは1巻と変わらず、ほのぼのとした親子漫画。
漫画の冒頭と巻末に必ず過去を懐かしむ描写があるから、話の内容は過去のものなのかな。思い出的な扱いなのか?
キャラがブレる
漫画家である事を娘に隠すシングルファザーと後に父親の隠していることの真相に気づきつつある娘を中心に父親の仕事のちょっと変わった日常を描く作品の第二巻。
視力は悪くない後藤は普段仕事とプライベートのメリハリをつけるために伊達メガネをしている。
しかしある日、メガネをしたまま帰宅していまい姫に見つかってしまう。
それをきっかけに後藤は自分の漫画家としてのキャラと父親としてのキャラがブレてきていることに気づくのだった。
ある日後藤は仕事場で瞑想していた。
最近精神が疲れ気味だったため心を整えようとしていたのだ。
しかしそれよりもお抱えのアシスタントがことごとくケガをしてしまい、手伝えなくなってしまったのだった。
そして編集にある一人の青年を紹介され仕事がはかどってしまう。
しかし優秀すぎてすぐに漫画家デビューしてしまったうえにプロフィールに後藤の元でアシスタントをしていたことも載ってなく、なかったことにされていたのだった。
マンガ家の日常をブラックユーモアあふれるあるあるネタで描く今作もとてもおもしろかった。
娘に仕事のことを隠して二重生活をおくる大変さが伝わってきた。