【感想・ネタバレ】からん(7)のレビュー

あらすじ

自分の実力に目を向けず、金春に反発した京。そして、味わった報いと苦杯。だが、倒したい目標になったから柔道に打ち込めた――。九条京(くじょう・みやこ)、金春千成(かなはる・ちな)との再戦に挑む! その勝敗の先、京が手に入れるものとは……。柔道に出逢い、飛躍をとげた少女達の物語。ここに完結! 単行本だけの特典として、穂積喫(ほづみ・のり)の目を通して仲間達の姿を描く新エピソード、71ページも収録。

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Posted by ブクログ

木村紺という人のマンガは、作品ごとにそのカラーをくるりと変えてしまう。でも、どれを読んでも木村紺だと思う。この人のマンガが大好きです。これからもっと膨らむことも出来た物語を、もっと掘り下げることも出来た愛すべき登場人物たちのこれからと昔をこれ以上知ることが出来ないのは残念だけれど、書き下ろしとなったエピローグのような短編があって、これからこの物語は始まっていく。その始まりまでを7巻という短くはないけれど長くもない時間でしたが、濃密な物語に出会うことが出来て幸せでした。

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2011年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終巻がまた面白かったんだな、これが。書き下ろしの追加分が穂積さんのエピソードだというのは意外だった。確かに柔道部メンバーでキャラの掘り下げが全くなかったのは彼女だけだった。中松姉妹でさえ一巻分割いてたもんな。兼ねてから用意されていた穂積話だったんだろうな。

穂積さんの話が最後というのは話の収まりとしては良くないとは思うけど、読み終わって嫌な感じはしなかった。正直、いつも何考えているか分からない穂積さんの内面が見れて結構嬉しかったな。エピソード冒頭の、彼女が他の部員の服装をあれこれ考えるモノローグ・シーンとか大好きだ。

何だかにキャラの掘り下げが一巡して、これで完結してもいいような気もするし、この先続けようとしたら幾らでも続けられそうにも思う。とにかく、いい作品なので、皆に読んでもらいたい。

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2011年09月11日

Posted by ブクログ

唐突な幕切れの最終巻。この作品はほんと作者の思う通りに最後までやってほしかった!高瀬の行動、柔道の精神のあり方、そして書き下ろしで穗積さんのクローズアップで終わった7巻。ボリュームたっぷり楽しめます!

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2014年09月06日

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