【感想・ネタバレ】からん（２）のレビュー

木村紺

京都の名門お嬢様女子高･私立望月女学院に入学した高瀬雅(たかせ･みやび)たち新入生4人。柔道部に入部した彼女たちを待っていたものは!? 九条京(くじょう･みやこ)VS.金春千成(かなはる･ちな)。早くも挫折寸前の比嘉聖(ひが･ひじり)、穂積喫(ほづみ･のり)。大人たちの思惑に翻弄される高瀬雅。新たな舞台、新たな人間関係。新入部員、どう立ち向かう!? 物語が大展開する第2巻! 大量の加筆と描き下ろし企画も満載!!

[ブクログ · ★★★★☆]

九条さんがなんともはやかわいすぎる。そして何と言っても舞台の設定が非常に細かい！先日読み始めた「神戸在住」でも感じてることだが、とても丁寧に舞台を描いている印象がある。すごい描写力。この作品は柔道だけではなく、登場人物の相関とか裏側の人間関係とか、まだまだ世界が広がっていくような感じ。実に様々な要素が絡み合って構成されている気がする。これからどんなものが出てくるのか、非常に楽しみ。