【感想・ネタバレ】桜花忍法帖 バジリスク新章 (上)のレビュー

あらすじ

天下の座を争い歴史の裏側で行われた甲賀vs伊賀の忍法殺戮合戦は双方全滅という血に塗れた結末で幕を閉じた。十年の時が過ぎ、寛永三年、再び甲賀伊賀の精鋭が結集する。甲賀五宝連を束ねる矛眼術を操る少年、甲賀八郎。伊賀五花撰を率いる盾眼術使いの少女、伊賀響。運命の双子である二人は、成尋衆と名乗る、人外の力を操る正体不明の集団との戦いに巻き込まれていく──。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

山田風太郎氏の「甲賀忍法帖」、アニメ「バジリスク 甲賀忍法帖」の話の続きにあたる作品。文章のテンポが悪いなと思う。名作の続きなので、人物の心情描写などきっちりと書いていきたいのは分かるけど、物語のテンポを損ねている気がしてならない。「前置きはいいから早く文章を進めてほしいなあ」という気分で文章を読んでいた。反面、歴史認識の浅い自分にとっては、その時代の背景が詳しく書かれている部分については好感が持てた。下巻もあるので続けて読んでいきたいと思う。

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2017年06月19日

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