【感想・ネタバレ】三つ目がとおる 手塚治虫文庫全集(7)のレビュー

あらすじ

謎の怪鳥・モアに導かれ、メキシコの遺跡にたどり着いた写楽(しゃらく)。そこは古代人が密かに財宝を隠した黄金郷だった! そして写楽とモアを執拗に付けねらう殺し屋・ケツアルの目的とは!? 『三つ目がとおる』完結巻! 長編「怪鳥モア編」、短編二編を収録。<収録作品>怪鳥モア編/イカヅチ山が泣いている/スマッシュでさよなら <手塚治虫漫画全集収録巻数>「怪鳥モア編」 MT103『三つ目がとおる』第3巻・MT104『三つ目がとおる』第4巻収録/「イカヅチ山が泣いている」「スマッシュでさよなら」 MT113『三つ目がとおる』第13巻収録 <初出掲載>『怪鳥モア』 1977年8月7日号~1978年1月15日号 「週刊少年マガジン」連載/『イカヅチ山が泣いている』 1978年3月12日号 「週刊少年マガジン」掲載/『スマッシュでさよなら』 1978年3月19日号 「週刊少年マガジン」掲載

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 手塚治虫文庫全集版「三つ目がとおる」の最終巻。
 収録作品は以下の通り。
 「怪鳥モア」 ~長編~
 「イカヅチ山が泣いている」
 「スマッシュでさよなら」
 7巻のほとんどが「怪鳥モア」。長編としてはラストになるためか、海外、メキシコのマヤ文明の遺跡などを舞台にしたスケールの大きい、大いに盛り上がった作品になった。ただ、ラスト作品にも関わらず名パートナー和登さんは登場せず、代わりにそっくりさんのセリーナという女性が出演している。
 実際の最終回は「スマッシュでさよなら」になるのかな。ただ、あんまり最終回という終わり方ではない。連載ではなく単発での掲載も予定されていたのかもしれないなあと思う。
 「三つ目がとおる」の写楽と和登さんは、この後もスターシステムによりいくつかの作品にも登場している。アニメ版ブラックジャックではレギュラー出演もしていた。
 「三つ目がとおる」は、小学校に入るか入らない頃、リアルに読んだことがあるので、懐かしい作品の一つ。僕の考古趣味の原点の一つかもしれない。(笑)
 

0
2024年07月12日

Posted by ブクログ

完結。
別段、特別なもりあがりがあるわけでなく、普通に終わった感じです。

うーん、「あとがき」に再開したかったみたいなことが書いてあります。
このあたり、手塚 治虫の戦略だったのかな。

それでも、三つ目の写楽も、二つ目の写楽も、両方ちょっと、成長してきたか?みたいなところで、続きがあったら、きっと読んでるよなぁと思います。

0
2012年02月29日

Posted by ブクログ

古代史好きなので面白かった。
巻が進むにつれて三つ目写楽のワンマンさが影を潜めて行ったような…。
時にホロリとさせられる。最後はアッサリで拍子抜け。

0
2012年02月06日

Posted by ブクログ

「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」。永遠のツンデレ王子・写楽保介とボクっ子の萌えキャラ・和戸さんが織りなす痛快伝奇SF漫画。「ブラックジャック」と並び、手塚先生1970年半ばの復活作品です。

オカルトブームに乗っかって、古代文明・遺跡を三つ目族の謎とも関連させながら独自の解釈でたどっていくストーリーは秀逸。写楽と和登さんが繰り広げる学園コメディも微笑ましいです。

0
2010年04月21日

「少年マンガ」ランキング