【感想・ネタバレ】ブッダ 手塚治虫文庫全集(4)のレビュー

あらすじ

苦しい修行の末にピッパラの樹の下で悟りを開いたシッダルタは、謎の聖者ブラフマンより聖なる印を授かり「ブッダ」(目ざめた人)を名乗るようになった。しかし、悟りを開いたあともブッダは修行を続け、あるとき気品をたたえた青年と出会う。それはなんとバンダカの子ダイバダッタの成長した姿であった――。本編にくわえ、手塚治虫漫画全集未収録作品「外伝・ルンチャイと野豚の物語」を収録したシリーズ第4巻! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT293~294『ブッダ』第7~8巻収録 <初出掲載>1972年9月号~1978年7月号 希望の友/1978年8月号~1979年12月号 少年ワールド/1980年7月号~1983年12月号 コミックトム連載

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本を読んで私は泣きました。
身分の違いがまるでないかのようなやり取りをヤタラとルイ王子の母親がやっているのを見て本当の家族ではないけれどこうして笑顔で話している姿がとても感動しました。

シッダルタは悲しんでいるヤタラに「人間もこの自然の中にあるからにはちゃんと意味があって生きているのだあらゆるものと繋がりを持って…その繋がりの中でおまえは大事な役目をしているのだよ」と教えました。じゃあ私もなにか役目があるのだろうか…そう考えるとこの人生を真っ当に生きようと考えさせられるマンガだと思います。

0
2024年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『懲罰』

『アッサジの死』

『スジャータ』

『ルリ王子』

『ヤタラの物語 (1)』

『ヤタラの物語 (2)』

『ルンチャイと野ブタの物語』

『剣士と風来坊』

『決闘者』

『対決』

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2011年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シッダルタとともに修行を続けていたアッサジは、死が近づいても淡々と過ごし、最後は飢えた狼に身を差し出して、予言通り、体を引き裂かれて死んでしまう。
そして、シッダルタも梵天の予言通り、ピッパラの樹の下で悟りを開き、ブッダという名を与えられる。

一方で、シッダルタのお陰で、生きる気力を得たタッタとヤタラは、どちらも、シッダルタの一番弟子になることを望み、かつ互いに、相手と共感できる部分を感じながらも、それぞれが仕える国のために闘うことになる。

ブッダは悟りを開いたが、まだまだ世間では闘いが繰り返され、各国に目を向けると、多くの人が身分が低いことや、身分の差を埋められないことに対し、悩み苦しみながらも制度を変えられないもどかしさを感じる。

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2021年09月12日

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