【感想・ネタバレ】嶽神伝 孤猿(上)のレビュー

あらすじ

深い森の奥に子供を売り買いする「ひと市」が立つ。集落が生き残る術として――。甲斐の虎と越後の龍の一触即発前夜、隠居館で暮らす信虎の息子が攫われた。七歳の太郎の行方を追って、武田・長尾・今川・北条、それぞれの欲と思惑のため忍びが暗躍、無坂ら山の者は義と情のため戦い抜く。<文庫書下ろし>

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

山のものシリーズの最新刊。ひとつ前の作品を読んでいないので、この作品だけでは人物関係がわからないものの、読んでいるうちにそんなことはどうでもよくなる。それにしても山のもの、こんなに強くて、ほいほいと忍びを倒してしまっては面白味がかける。最初の作品は確かに強いのだが、工夫をして何とか辛勝するという戦いの部分がメインを占めていたと思うのだが、戦いそのものよりも、時代関係とか人物関係を描くという方向にシフトしすぎたのは少々、寂しい。

0
2015年06月17日

「歴史・時代」ランキング