知る人ぞ知るダークSFの傑作です。舞台は極限まで発達したインターネット世界。主人公・霧亥は「感染前」の「ネット端末遺伝子」を求めて、超巨大な建造物をさまよっています。
この本を読んだときの最初の感想は、「建造物デカッ!」です。人ではなく、建造物を中心においたコマ割りで、人が豆粒みたいなサイズです。作者・弐瓶勉は元々建築関係の仕事をしており、建物へのこだわりがスゴいのです。
そんな超巨大建造物を霧亥の持つ武器 「重力子放射線射出装置」で吹き飛ばす描写は圧巻!映画化もした人気作品なので気になった方はぜひ読んでみてください。
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