あらすじ
母親の命と引き換えに、聖なる魂を助けるようにと異世界に飛ばされてしまった蒼太。目が覚めるとそこにいたのは慈悲深く母性が強いお貴族領主様。孤児達を館に住まわせ愛情たっぷりに世話をする。……ちょっと待て!税の管理もできず使用人達にも逃げられて家事もまったくできねぇじゃねぇか!!しかも暗殺されかかってるし!!愛だけでは生きてはいけねぇ。メシも金策も必要だ!問題解決のために蒼太は赤ん坊を背負い、料理三昧。特技を活かして異世界で食堂を開くのだ!!
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幼児と一緒の台所が目に浮かぶ
あ〜こういうお話、いいな〜。
孤児院っぽい感じの場所で、小さな子どもたちが、突然現れた転生者のソータを天使とか悪魔とか云いながらも、台所でご飯を作ってもらうのに、手伝いたくてかまってもらいたくて一緒にいる場面が目に浮かんできます。
Posted by ブクログ
自分のことより周りのことを優先しているように見える蒼太。でも、自分を犠牲にしている訳ではなく、自分のしたいことをしているのだろうという感じが伝わってきて、応援したくなる。今の状況に全く危機感を持っていないエセルバートとの噛み合わない会話はイライラしそうだけど、それでも見捨てるという選択肢はなさそうだし。蒼太がいることで、周りの人たちがどう変わっていくのかを見るのが楽しみになった。
おかん体質の真髄かも
お料理チート系異世界転生物語。
蒼太の活きの良さとエセルバート様の浮世離れっぷりが対照的...というか、脳内お花畑なエセルバート様にかなりイライラしました。
蒼太が街の食堂でこの世界の残念な料理を知ったエピソード以降は面白かったのですが、序盤のエセルバート様が本当にしんどかった...。
ラストでの蒼太の決断におかん体質の真髄を見た思いでした。
Posted by ブクログ
母親の命と引き換えに、神様の願いをかなえるため
異世界に飛ばされた主人公。
そこにいたのは、慈悲深い以外問題ありのお貴族様。
神様に救え、と言われた人物は
ものすごい性格とおつむでした。
これはない! と言いたいほど、すごい。
いや、聖人君主でもこれはない。
自分が必要と思う以外の知識はすっぱり捨てている
ある意味すごい人でした。
知り合いならいいですが、家族にはいらないです。
しかし主人公はすごい。
料理が、とかいうわけではなく、やっている事が。
ほとんど兼任兼業。
子供達が働けるのはまだまだ先ですし
どうにか一人でする以外ない状態。
過労死が先なのか…と考えてしまいます。
お腹が空いているときに読んではいけない内容です。