【感想・ネタバレ】金メダル男のレビュー

あらすじ

1964年、長野県塩尻市生まれの主人公・秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに数々の大会で金メダルを獲得し、中学に入る頃には「塩尻の金メダル男」と呼ばれるようになる。しかし、それは、“一番を目指し続ける”という波瀾に満ちた人生の始まりにすぎなかった――。
何度失敗しても決してめげず立ち上がり、様々な一等賞にとことん全力で向かって、思いがけずチャンスをつかんでいく泉一。その一途な生き方を、高度経済成長からバブル崩壊を経て平成の今日まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

コメディーではなく、立派な人生論を語った話でした。個人的に共感できるところがたくさんありました。誰もがもっている成功欲を素直に表現した秀作です。

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2024年03月31日

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いつでも一等賞を目指している泉一が、時には面白く、時には切なくなりとても良い本でした!映画を見たことがないので、見てみたいと思いました!

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2019年07月04日

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おもしろいだろうと読み始めたが、おもしろ+いい話だった。
なんだか最後の方で主人公を応援しているような、自分が主人公になったような複雑な気持ちになった。
明日はどうなるかわからないそれでも一生懸命前を向いて生きるしかない、というところに感動した。

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2018年07月13日

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知念W主役なので買ってみた!映画を見てから原作を読んだから映像も浮かんできてものすごくわかりやすくておもしろかった。

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2017年10月09日

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一生をかけて金メダルを目指す男!のお話です。
私は社会科が苦手なのですが、この本の「できないと思うからできないのではないでしょうか。出来ると思えばできるのではないでしょうか。それは人間なのではないでしょうか。」というセリフに知らぬ間に励まされていました!この本大好きです!ぜひ読んでみてください!

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2016年11月22日

Posted by ブクログ

アキオが走るで内村さんの小説の虜になり、また本出して欲しいなぁと思ってた矢先のこの作品。やはり内村さんの作品は面白い!
痛快でどんどん引き込まれて、物語がすらすらと入ってくる。登場人物のキャラクターは去ることながら、ストーリーが面白い。
何度失敗しても立ち上がり、挫けず、ダメだと分かっていても挑戦し続ける男の物語。
諦めなければ最後は報われるんじゃないかと思って、前向きになれる本。
良い言葉とか胸に刺さる言葉もあったけど、そんなのメモする余裕もなくどんどん読み進めてしまった。最高だ。
先のことなんて誰にもわかりません。わからないからこそ、人は一生懸命に生きていくのではないでしょうか。だから毎日を悔いなく過ごしていかねば。
内村さん!早く新しい本を出版してください〜

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2016年08月05日

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あるきっかけで1番を目指していろんなことに手を出して沢山挫折をして、それでも最後振り返った時に、全ての経験があったから今があるんだなと思える人生って、1番人生を謳歌している感じがした。泉一のように、ずーーーーっと何事にもがむしゃらになれるのは、なかなか難しいと思った。

コロコロ変わる話なので飽きもせず、すぐに読み終わりました。最後のページはなんだか胸が温かくなりました。

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2023年03月15日

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ネタバレ

最後のあとがきにジーンっときた。
明日のことは誰にも分からない。でも出来れば幸せになりたい人がほとんどだと思う。
それでも主人公は一等にこだわり茨の道を進む。でもそれは結果彼にとって幸せなことだったんだなぁと。

暖かい本でした

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2022年02月27日

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ハートウォーミングな話でした。
諦めずにぶつかっていく、
人生ってそういうものです。

そんな誰にでもある一瞬を一生やっている
キャラクターがとても愛しかったです。

独白形式で、これだけ飽きずに読ませるのは凄い。

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2019年12月29日

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沈んでも、挫けずに七転び八起きの精神で、痛いぐらい、バカみたいに真っ直ぐに全力で一等賞を目指す姿は逆に清々しい。

これぐらい、自分らしく真っ直ぐに生きたいと思える。

人生は思い通りには行かない。
それを知り、楽しみながら、前に進む人が一番輝いているかもしれない。

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2019年07月25日

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小学生の時にかけっこで一等賞を取ったことにより、一等賞を取ろうと思い色んな分野で頑張り続ける男の話。

一度失敗しても、他のことに挑み続け自分の人生を諦めないところがカッコいい。

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2019年01月14日

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コントのようなストーリーですが、最終的には「いつ終わってしまうかわからない人生、今を一生懸命生きたい。」というテーマがしっかりあって、両親もやさしく支えてくれて、泉一も家族も報われて、時にはクスっと笑ったり、清々しい気持ちになりました。東日本大震災が大きなきっかけになったんだということも納得しました

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2017年03月22日

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ネタバレ

私は1番になりたいとあまり思わないけど、その気持ち良さを知らないからかもしれない。それと、この人ほど無欲に純粋に一等賞を目指せないというのもあるかも。無欲というと変だけど、でもそんな感じ。

失敗を恐れず色んなことに挑戦し続ける秋田泉一が雑誌のインタビューで人生を振り返る。
ポジティブで楽しいこういう話は本当はあまり好みじゃないんだけど、ウッチャンが笑顔で話している姿を思い浮かべると不思議と胸にストンと入りました。軽いようで深かったな。楽しかったです。

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2017年01月14日

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塩尻の神童 秋田泉一 爆発寸前のマグマと化していました 盲目的かつご都合主義的な結論に辿り着いたのでした 赤川次郎 星新一 それはまさに芸術の総合格闘技 ブルース・リーのジークンドーの影響が大きかったかもしれません うつけ者 誹謗中傷 劇団和洋折衷 三々五々さんさんごご 荒唐無稽な宣言 ピューリッツァー賞 にわか戦場カメラマン 懇切丁寧 有閑ゆうかん 遠巻きに奇異なものを眺めるようにしていた野次馬 ここは私のサンクチュアリ 中庭 幾ら歳月が経過したとはいえ、高ボッチ高原秋の大声コンテスト優勝の経歴はダテではありません。温水洋一 自分の記憶が記憶し直されたりすることもある 請い願っていた たまごクラブひよこクラブ 塩尻文化会館 万雷の拍手 時の流れは時として残酷です 何の爪痕も残せない 無言の、それでいて問答無用の戦力外通告。 底なしの浮遊感 若気の至り 取りつく島もない 一張羅のスーツ 踵を返し 逡巡 閑散 猪突猛進な男 東横線網島駅近くのコーポ 一気呵成に話し出しました 根っこには激しい闘争心を秘めていました 着眼点は悪くなかった 頼子 武者小路実篤 『もし無人島でコモドドラゴンに出会ったら』注意力散漫 一挙手一投足 アクロバットPRショー ショッピングモール界のシルク・ドゥ・ソレイユ 映画館・東座 人が出来るのはただ前を向き歩き続けるだけ 無呼吸王 小手男爵 現在はCoCo壱川越店の店長見習い 和気藹々 賛辞の嵐 七転び八起き やっぱり一番が好きなんです。それを目指して一生懸命やっている時が一番楽しいんです。 私の習得能力は驚異的なものがありますから 究一 ライバル意識 未だにわかりません その時の''カン'' 邁進 戯曲の初稿 戯曲から脚本、小説と通常の作業とは別の作業は、驚きと共に映画と小説のそれぞれ足りない所を補い合ったりして、結果、相乗効果になったようにも思います。 熊本地震 先のことなんて誰にもわからない。ただ懸命に生きていく…この本を読んで何かを感じとって貰えたら幸いです。 素敵なイラストを添えてくださった五月女さおとめケイ子さん 昔の新聞小説の体裁をパロった 文豪コントのウッチャン 田原雅彦「哀愁でいと」 触発 発端 催し 坂本龍馬 当惑気味の周囲に目もくれず 秀逸な日舞ネタ 根城 相当飛躍的に言えば、三島由紀夫の方向性に近付いているのかもしれない。 この小説は主人公の生い立ちとリンクする時代の出来事やヒット曲を辿るのも楽しい。 一度使った駒はそう簡単に捨てない。著者の''クールな優しさ''が感じられる 泉麻人

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2016年10月29日

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滑稽と言えなくもないけれども、ここまで一途な生き方はないのではとも感じました。
小学生の頃に何かしらで一番を取ることは、そんなに難しいことではなくて。
成長するにつれて、だんだん難しくなる。
大人になると、自分が一番だと言えるものを持ってる方が珍しい。
だからきっと妥協したり諦めたりするんだと思いますが、そこにしがみつく根性というか執念はすごい。
とても真似はできないし、身近にいても信じて応援する自信はないなと思います。

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2021年03月05日

Posted by ブクログ

秋田泉一のファンになってしまいました。途中まではいい加減でだらしない男と思っていましたが。
泉一の回想という形で進んでいくのですが、懐かしい時代風景と共にとっても楽しめました。

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2017年11月07日

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ウッチャンナンチャンの内村さん、あんまり期待していなかったけれど
テンポよく進むお話にぐっと引きこまれました。
まあ、ここまで色んなことを思いつくなぁと半ば呆れながら、内村さんの引き出しの多さには圧巻。じゃないとあそこまで面白いコントできないよね。納得。

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2017年08月23日

Posted by ブクログ

‹内容紹介より›
小学校の徒競走での一等賞をきっかけに始まった「常に一番を目指す」男、秋田泉一。何度失敗しても立ち上がり、あくなき挑戦を続け、思いがけぬチャンスをつかんでいく。その一途な生き方を、高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成の今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。

ーーー
ドタバタ劇かと思っていましたが、どちらかというとハートフルコメディというか、しっとりした感じの笑いの本です。
おなかを抱えてゲラゲラ笑う、NHKの「LIFE」を想像していましたが、少し違いました。
主人公泉一の何事にも負けない、「七転び八起き」というかむしろ「九転十起」の精神には感服しましたが、感情移入ができるわけでもなく、「あきらめない心」の大切さ、というのも何となく軽薄な感じもしました…。
エンターテインメントとしては悪くないのかもしれませんが、個人的には「中途半端」感がぬぐえなかったかな、と思います。

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2017年07月04日

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ずっとウッチャンのコントを観ているかのような内容。くだらなさがたまらないです笑
疲れた時、気分が落ち込んだ時にパッと読み返して笑う。そういう意味で大活躍しそうな本

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2017年05月24日

Posted by ブクログ

▪︎あらすじ▪︎

1964年、長野県塩尻市生まれの主人公・秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに数々の大会で金メダルを獲得し、中学に入る頃には「塩尻の金メダル男」と呼ばれるようになる。
しかし、それは、"一番を目指し続ける"という波瀾に満ちた人生の始まりにすぎなかった――。
何度失敗しても決してめげず立ち上がり、様々な一等賞にとことん全力で向かって、思いがけずチャンスをつかんでいく泉一。
その一途な生き方を、高度経済成長からバブル崩壊を経て平成の今日まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。

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2017年05月06日

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内村さんファンなので楽しみにしてました。

読み終わってとても不思議な感じでした。
主人公自身が語ってるという形式のせいか、いろいろドラマチックな事が起こるのに淡々としてて、いい意味でぬるま湯な感じ。
人生全て上手く行くわけじゃないし、逆に良いこともちゃんと起きる。
そういう意味ではとてもリアルな感じがしました。
元気付けられたわけでもないし、感動したわけでもないけど、一人の人間の人生を一緒に過ごした気になりました。

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2016年12月14日

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ネタバレ

第一章 塩尻の神童
第二章 ミスター中庭
第三章 大都会東京
第四章 最良の女性
第五章 がんばったで賞
第六章 全力で生きていく

一人舞台「東京オリンピック生まれの男」から、「金メダル男」と改題し映画化。
戯曲から、脚本、小説、映画と普通とは逆の順序で出来上がった作品で、お互いの足りない所を補って、相乗効果になった作品とあとがきにあったので、舞台は終わっていてみられないけど、映画をみたらまた違って見える作品なのかなと思います。映画終わる前になんとか読み終えました。
前編通して、真剣に一等賞を目指してるんだけど、どこかコント風というか、それが生誕から50歳ぐらいまで続くので、ちょっと天丼シーン長いよと、間で感じてしまいました。
小説は、もう少し感動とか、物語膨らますところあってもいいのかなと思いながら読みました。

映画のキャストも決まってるから、泉一くんどこまでHey!Say!JUMPなのかなと思ったり、ここはウッチャンかなあと、どうしても映像で考えてしまいました。映画だと時代とともに描かれる曲も流れるだろうから、もう少し懐かしい感情が呼び起こされるんだろうなー。表現部での、坂本龍馬の一生を描いたダンスとか、映画の中で、ぜひみてみたいなと思いました。

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2019年01月02日

Posted by ブクログ

多才な 内村さんの フィクションのような 1冊。所々の BGMが 懐かしく、その時代を 感じました。

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2016年09月18日

Posted by ブクログ

お話に対して「面白い人生だろな」とは思うけど
小説というより
長編コントのプロットって感じ。
内村ファンとしても
本好きとしても
やっぱりウッチャンには、映像分野での活躍を期待するな。

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2016年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Hey!Say!JUMPの知念侑李さんとウッチャンナンチャンの内村光良のダブル主演映画「金メダル男」の制作が始まったと知ってからずっと原作を読んでみたい!と思っていた。

「先のことなんて誰にもわからない。ただ懸命に生きていく」、懲りない、へこたれない、あきらめない泉一の波瀾万丈、怒涛の生き様がたくましくもあり、切なくもあり。

わたしも今日を懸命に生きるぞ!と自然、活力が湧いてくるとともに、ますます映画の公開が楽しみになった。

知念くんが小手男爵を始め、体操部、陸上部、卓球部での泉一の姿をどう演じるのか、とりわけ、田原俊彦の『哀愁でいと』のものまねや、ミスター中庭『表現部』を創設した泉一が文化祭で発表した『坂本龍馬〜その生と死〜』のシーンが楽しみ!

もちろん、ショッピングモール街のシルク・ド・ソレイユを演じる内村さんも無人島での内村さんを見るのも楽しみで仕方がない。

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2016年07月11日

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