【感想・ネタバレ】新・浪人若さま 新見左近 : 19 嘆きの凶刃のレビュー

あらすじ

宝永三年も夏を迎え、西ノ丸で紀州藩主となった徳川吉宗の訪問を受けた左近。徳川の治世にも新たな風が予感される中、お琴の店を訪れた左近は、城に戻る途上何者かに襲われる。小五郎が急ぎ駆けつけたことで難を逃れた左近には、刺客の太刀筋に覚えがあった。遠い過去の因縁を辿ろうとする左近だが、その相手はすでに亡くなっていたことを知り──。葵一刀流が悪を斬る! 大人気時代シリーズ第十九弾!!

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Posted by ブクログ

シリーズ通算33作目。将軍になりそうで中々ならない。将軍在位が3年と短いが、綱吉の悪政の後任のため名君と呼ばれたよう。
4話構成。
第一話では市中に出た左近(家宣)に刺客が現れる。市中に出ることは少人数しか知らず、黒幕を炙り出すために自らを囮に。今まで敵に近かった柳沢吉保も最後に味方で登場。綱吉も病気がちになり家宣の将軍が近づいたということだろうか。
第二話は市中で知り合った浪人が持っていた名刀について左近が鑑定。詐欺に巻き込まれて、浪人の証明のために左近が呼ばれる。刀剣商とヤクザが卑劣な罠を仕掛ける。左近自身が所有する名刀が物を言う。
第三話は左近とそっくりの人が現れ巻き起こす騒動。
第四話は左近の友人の岩倉が活躍する。岩倉の秘剣が炸裂する。

安定の活躍で、あっという間に読み終えた。

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2025年05月25日

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