あらすじ
新人5対が加わり、ルイーズとルウ奪還作戦はいよいよ佳境へ。刻一刻と一体化の危機が迫る中、ケイトたちはふたりを取り戻すことができるのか…? そして明かされる衝撃の事実とは――。
...続きを読む
奇妙な洋館に住む人形と影の不思議な日々…。
舞台は、顔のない一族「シャドー」と、その顔役として仕える「生き人形」たちが住む洋館<シャドーハウス>。シャドー・ケイトに仕える生き人形・エミリコは、ドジで失敗も多いけれど、ケイトの役に立てるよう一生懸命。毎日お部屋を掃除して、ケイトの「顔」として働く。そんな日々の中でエミリコは、「生き人形は余計なことを考えてはいけない」という教えに反して、「シャドーハウスってなんなのでしょうか?」と疑問を持ち始めてしまう…。
本作の魅力は、表向き幸せな日常の中で常に漂う不穏さです。エミリコたちは、「生き人形はシャドー家の役に立たなければいけない」という教えを信じて、どんなひどい扱いを受けても毎日幸せそうに働きます。生き人形たちが徹底された上下関係に疑問を全く持たないのはなぜなのか?この洋館には何か秘密があるな…という雰囲気がたまりません。
洋館と秘密、この言葉にピンときた方はぜひ読んでみてください。
一緒にこの不思議なシャドーハウスに迷い込みましょう。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
視察の時、サラが泣きながら出てきたのは、すす出し要員に適してるか試されていたんだな。
ルイス様、お披露目後のパーティーにいたのか…!
一体化寸前のルウに呼びかけるリッキーが素敵。
リッキーとルウの小さい頃の話、この時からお互いを意識してたのかなと感じて涙。
やっぱり一体化しちゃうんだ…っていうシリアスなシーンからいきなり、ルイーズ様がでかマッチョになられてびっくり。まさか筋トレがここに活きるとは。
シャドーは一人称が自分の名前でなければいけないのに、変わり果てたルイーズ様を見たケイト様が自分のことを「わたし」と言っていて、切羽詰まって素が出てしまったんだなと思った。
パトリック様がケイト様に言った「いい加減ひとりで何とかしようとする癖を直せ」ってセリフ好き。
パトリック様、すす能力が開花して、使いこなせてて凄い。そしてハートなの可愛い。
しれっと普通の珈琲にすり替えてくれてるオリバー様、優秀で流石。
ミア!?ミアもわざと館に入ってきたのか…。これは気になる。
えーっ、ケイト様とアンソニーが異母姉弟…。衝撃的な事実が多すぎる。
アンソニーがいい奴なのか否か、まだよくわからない。
匿名
気が付けば18巻
毎回裏切られるこの急展開、先が読めません。どうなってしまうの?
奪還できたルイーズ様とルゥだけど、まだ安堵できなさそうだし
ケイトの周りで不穏な空気を感じるし、続きが気になります!