【感想・ネタバレ】東島丹三郎は仮面ライダーになりたい（６）のレビュー

柴田ヨクサル

兄への積年の恨みに終止符を打つため、二葉（ふたば）は一葉（いちよう）に決闘を申し込む。師匠ゆずりの「空中殺法」で圧倒的な強さを見せつける二葉だったが、その陰には深い哀しみがあることを一葉は知る。だからこそ兄として、V3として、負ける訳にはいかないと奮起する一葉。最強の兄妹喧嘩、その熱き結末を見届けろ！！
一方、ショッカーの怪人・蜘蛛男の魔の手が“エアマスター”相川摩季に忍び寄る……。
『エアマスター』『ハチワンダイバー』の柴田ヨクサルがかつてない程のテンションで描く、唯一無二の仮面ライダーコミック最新刊！！物語は禁断のクロスオーバー展開へ！！！！

[ブクログ · ★★★★☆]

二葉と一葉の兄妹対決がメイン。二葉の強さの秘密と兄への憎悪の理由が明かされるが作中では（バレバレだが）伏せられている二葉の師匠である虎師匠の正体が、単行本の帯で思いっきりネタバレされてるのはどうかと思う。という訳で打ち切りで終わった「ブルーストライカー」とも世界が繋がってることがわかったので、中途半端に終わったあちらのその後も少し描いてくれると嬉しい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

謎の仲間内頂上決戦に続いて、これまた謎の兄妹ゲンカに突入し、またもやかなりのページでどつきあいが描かれる第6巻。ショッカーサイドはじわじわと人間世界に侵攻してるのに、ヒーローサイド（？）はこんなことしてて大丈夫なのか！？ いろんな勢力が絡み合い始めたこの後の展開が楽しみ…というか心配です（笑）。