あらすじ
古代中国、千年を生きる狐・廣天は、阿紫に会うため冥府に向かうことを決めた。
出発の日を控え、長旅には危険が多い神木のため、神木を診察することのできる医者を冥府に誘うが…。
待望のコミックス第4巻!!
千年を生きる狐・廣天と人間、あやかしたちとの出会いや日々を描いた
奇妙でユーモア溢れる古代中国ファンタジー。
この作品はおすすめポイントがありすぎて困ってしまう…
まず!なんといっても出てくるあやかし達が可愛すぎる。(絶対ニヤニヤしてしまう)
あやかしのその可愛いさに、
豪傑・羅刹と言われる宋大賢も思わず「尊い!」と叫んでしまうほど。
あやかしたちの可愛いさもだが、
ストーリーも真面目さ(シリアス)とギャグのバランスが絶妙で、
ギャグだと思って笑っていたら、心にグッとくる泣ける話が唐突にきて感情がジェットコースターのようになってしまう。
また、時代設定は古代中国なのに今風な描写があり、そこがまた良いエッセンスになっていてとてもおもしろい。
実際の歴史をベースにファンタジー要素を入れているので、実際そういうことがあったかもという視点でも楽しめる。
あやかしたちのもふもふの可愛さ、絵の美麗さ、ギャグとシリアスのバランス、歴史ファンタジーとしての話の面白さ…
全てが良いバランスで描かれた最高にユーモア溢れる作品です!
感情タグBEST3
ギクッとしつつもほろり
主人公の阿紫への鋭い指摘に読者の私までギクッ!ドキッ!そして涙がホロリ。主人公のお母さんに笑いつつも涙と悲しさ、虚しさを見た。また登場して欲しいのだけど、どうなんだろう。そして旅立つねずみの後ろ姿がかっこよかった。
亜紫の元にたどり着きついに廣天による謎解きが始まります。登場人物やエピソードが実はつながっていたことが分かりますが廣天が怖いΣ(・□・;)
細かくて見事な伏線回収!!
ついに廣天と阿紫が直接対決!
意外にホンワカしてるかと思ったのも束の間、廣天がなかなかの立ち回りで魅せてくれました!!
物凄くラスト感あったので泣きそうになりましたが、まだまだ新章が続くようなので楽しみです。