千年を生きる狐・廣天と人間、あやかしたちとの出会いや日々を描いた
奇妙でユーモア溢れる古代中国ファンタジー。
この作品はおすすめポイントがありすぎて困ってしまう…
まず!なんといっても出てくるあやかし達が可愛すぎる。(絶対ニヤニヤしてしまう)
あやかしのその可愛いさに、
豪傑・羅刹と言われる宋大賢も思わず「尊い!」と叫んでしまうほど。
あやかしたちの可愛いさもだが、
ストーリーも真面目さ(シリアス)とギャグのバランスが絶妙で、
ギャグだと思って笑っていたら、心にグッとくる泣ける話が唐突にきて感情がジェットコースターのようになってしまう。
また、時代設定は古代中国なのに今風な描写があり、そこがまた良いエッセンスになっていてとてもおもしろい。
実際の歴史をベースにファンタジー要素を入れているので、実際そういうことがあったかもという視点でも楽しめる。
あやかしたちのもふもふの可愛さ、絵の美麗さ、ギャグとシリアスのバランス、歴史ファンタジーとしての話の面白さ…
全てが良いバランスで描かれた最高にユーモア溢れる作品です!
感情タグBEST3
廣天のお母さんが可愛い!そして阿紫さんって敵っぽいなと思っていたらお母さんのことを廣天が生まれる前から守ってくれていたなんて…。ただお母さんも只者ではない様子。次巻が気になります。
Posted by ブクログ 2023年10月18日
妖怪達が可愛い。
ギャグとシリアスのバランスが良くて楽しめる。
廣天誕生の秘話、続きが楽しみ。
捜神記からこのマンガのストーリー生み出すの凄いな。
可愛いキツネ姿の廣天が、お屋敷の台所で付喪神?たちと宴会。
冬毛を披露したり、お酒も入ってないのにハイテンションでヘベレケ状態です。
そんなギャグ回から、後半は一気にシリアス展開へ。
廣天の出生、母と阿紫との関係など、謎めいた過去に引き込まれてしまいます。
Posted by ブクログ 2019年08月28日
ずっと楽しみにしてた二巻。
ギャグのテンポとか、打って変わってのシリアスっぷりとか大好きです。
阿紫の秘密、廣天の出生、いろいろ動き出してきたかな?
かまどの神ちょくちょく顔だすな(笑)
Posted by ブクログ 2020年06月30日
千年を生きる妖狐と、人々や物の怪との触れ合いを描く怪異譚、第2巻。狐誕生のエピソードも語られ始めて、物語は奥行きを増していきます。古代中国ものらしい殺伐感や物々しさが漂うストーリーに突如ぶち込まれるバカバカしさやかわいさが絶妙。ほどよい脱力感で、厳しい時代にも明るさを忘れないキャラクターの健気さが…...続きを読む感じられないなぁ(笑)。3巻にも期待。